How to make G.K.(16)
「HowTo」カテゴリでキットを作る16回目、「3.表面処理 (5)微細気泡埋め」です。
前回、サフを吹いたことで見えてきたパーティングラインや微細気泡を修正しましょう。
基本的には12回目「3.表面処理 (1)パーティングラインの処理」、13回目「3.表面処理 (2)気泡埋め」と同じ方法で構いません。
ただ、この段階ならではのやり方もありますので、そちらをご紹介。
◆溶きパテの活用
小さな気泡、ちょっとしたパーティングラインやキズをいちいちモリモリで埋めるのも大変です。
そこで、溶きパテを塗ってヤスるという方法を使います。
筆で溶きパテを塗り、下の気泡が顔を出す手前でヤスるのを止めます。この場合は600番以上の細かい紙ヤスリでピンポイントにヤスります。
この加減が微妙で、ちょっとヤスり過ぎるとすぐに下の気泡が顔を出してしまいます。(気泡の中を埋めていないので仕方ないです。)
溶きパテを塗った上からサフを吹いておくと、下の気泡が顔を出しにくくなります。仕上げに近い時ほどこの方法が良いと思います。
◆発泡した微細気泡の処理
さて、13回目の時に先送りした、レジンが発泡した微細気泡も処理しましょう。
ここまで処理してきたのは、型の中に空気が残ってしまった気泡です。大きめのものがポコッと単独、または数個できいていますが、比較的対処しやすい方でした。
しかし、これから相手にしようという微細気泡は、キットの状態によっては大変です。レジンキャストが炭酸のように発泡して固まったものなので、針の先ほどの気泡がみっしり。表面の気泡を埋めてヤスリで整えていると1層下の気泡が顔を出す...という賽の河原状態です。初めてガレージキットを作る前は「色塗りが大変そう」と心配する人が多いですが、その前にここで挫折する人も多いようですよ。
今回のキットには残念ながら(?)微細気泡がなかったので、以前作ったキットで説明しましょう。
写真の左が微細気泡の例です。
通常の気泡のように一つずつ穴を広げてパテで埋めて...と地道に処理をしても良いですが、結果的に右のネコのような状態になります。もう、半分くらいは元のラインがなくなってますね。(^^;) ここまで来るには絶望的に大変でしたよ。
で、手っ取り早くやるならヤスリと瞬間接着剤を使います。
パーツの表面を400番くらいのヤスリで粉だらけにしておきます。この粉がついている状態で瞬着を表面にペタペタと付けていきます。すると、微細気泡に粉と瞬着が良い感じに入り込みます。その後、表面の瞬着をヤスリで削れば綺麗に仕上がります。
このやり方、初めて教えてもらってやってみる時は、私もドキドキでした。表面がデコボコになって取り返しが付かなくなるんじゃないかと。ヒィー(((゚Д゚)))ガタガタ
でも、やってみるとあっさり。ディティールの入り組んだところは仕上げるのが大変なので、この例のように単純な面とか、目立たないところで試してみてください。
一つ二つの微細気泡が残ったらこの方法で深追いせず、今回の前半の溶きパテで仕上げると良いでしょう。
そろそろ大変な表面処理も終わりが見えてきました。
次回は塗装のための下地処理です。
(byぶらっと)
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「ペインティングクリップ」などの商品は廉価で便利ですよ。
風の流れを意識すると良いみたいです。
この後は修正とサフ吹きを根気よく繰り返すことになりますが、あまり何度もサフを吹くとモールドヤスジ彫りまで埋まってしまいますので、なるべく効率よく少ない回数で何とかしたいもの。
この程度のパーツならパテの粘度で安定するので手を放しても平気ですが、大きくて重いパーツの場合は立てかける場所などを用意する必要があります。
メンタムなどの塗りが薄くて剥がれにくい場合は、マイナスの精密ドライバーなど適当な物を隙間に入れてこじります。
このやり方だとパーツの合わせ目がピッタリし過ぎになりますが、時間と共にパテが多少引けるのでちょうど良くなります。「ムニッ」としてから長期間おいて削る場合は、ほんの少し緩めに調整してください。
このままでは奥まで綺麗に埋められないので、まずは入口を広げます。
面にある気泡はナイフで丸く抉ります。角にある気泡は切り込みを入れるようにナイフで切り出します。穴を広げた後は、埋め忘れないように再度印を付けておきます。
ランナーを使う場合は、広げた気泡の形に合わせてランナーを削り、瞬間接着剤で接着します。
パーツの角の方がやりやすいですが、ランナーを丸く削っておけばパーツ面の丸い気泡も埋めることができます。
削る時は
一般的な刃物の使い方と異なるので初めてだと不安になると思いますが、モデラーなら皆がやっていることなので大丈夫。
種類は紙タイプとスポンジタイプの2種類が代表的です。細かな作業は紙、大きく効率よく削るならスポンジが向いています。ヤスリは模型用でなくても構いませんが、模型店なら適切な商品が揃っていて便利です。
あらかじめ使いやすい大きさに切って、100均のケースなどに入れておくと便利です。ヤスリをカッターで切る時は、裏返してヤスリの反対面に刃を当ててください。
ムキになって力を込める必要はありません。力を入れすぎると一部だけ削れすぎたりするので、軽く撫でるように使いましょう。
こんな感じにパテを盛ったら、ナイフとヤスリで表面を整えます。
組上がって形になると、色が着いて完成した姿を想像してワクワクしてくると思います。
楽しいのはもちろんですが、今後の作業のためにも色々チェックしましょう。






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