映画「ひまわり」
一昨日のNHK「おはよう日本」のウクライナのニュース映像で一面のひまわり畑が映されていました。
※画像は「NHK+」の見逃し配信より
2月24日にロシアがウクライナに侵攻した直後くらいにも、ウクライナのひまわり畑がニュースで取り上げられました。そのニュースで一番に思い出したのが、高校生の頃に観た「ひまわり」という映画でした。
地平線まで続く一面のひまわり畑の映像が印象的な作品でした。戦争で消息を絶った夫をイタリアからソ連まで行って探し出したら、記憶を失っている間に現地で結婚して子供もできていたという、なんとも救いのないお話しだった記憶です。
気になったのでググってみると、ひまわり畑のロケ地はやはりウクライナだったそうです。
そうなると改めて観たくなります。
DVDでも買おうかと思ったら、2020年にHDレストア版が上映されたとか。
でも、そのレストア版のDVDはまだ販売されていません。どうせDVD/Blu-rayを買うならレストア版が欲しいところ。
2022年3月~6月にはウクライナ侵攻を受けていくつかの劇場で緊急上映したらしいですが、そちらも終わってる。
あとはBSプレミアムのBSシネマ頼みと待っていたら、8月11日に放映してくれました。
※こちらの画像は「ひまわり」のタイトルシーンです。
数十年ぶりに観た「ひまわり」は、やはり戦争の犠牲になる人々の悲しいお話で、やるせない内容でした。またヘンリー・マンシーニの音楽が悲しさを倍増させています。
そんな中でも一面に咲き誇るひまわりの映像は綺麗だと感じます。それと同時に、敗走するうちに人々が死んでいった雪原はこの場所だったのか?と連想させる寂しさもあります。
冒頭のニュースでは、今回のロシア侵攻により夫が行方不明になった方が取り上げられていました。
あれから70年以上経ったのに、同じようなことの繰り返しです。ロシアのウクライナ侵攻や北方領土の占拠、中国の台湾に対する圧力や日本のEEZへのミサイル打ち込みなど、「武力による現状変更」は人間の歴史が続く限りなくならないのでしょうか。むなしいことです。
1日も早くこの戦争が終わり、ロシア侵攻前の平和な世界が戻ることを祈って止みません。
(byぶらっと)
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