書籍・雑誌

2025年12月20日 (土)

「一七七文字の殺人」読了

入院した病棟のロビーに、自由に読める漫画や文庫本が大量に置いてありました。
その中の1冊「一七七文字の殺人」(深谷 忠記 著/祥伝社ノン・ポシェット)を読みました。
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暗号を使ったミステリーなのですが、物語の始まりは府中の競馬場近くの病院。殺人事件の舞台が多磨霊園で、主人公の刑事は病院から大國魂神社を通って府中駅に向かうという細かい描写が。被害者の自宅は神代植物園のそばとか、天文台通りを通って三鷹駅へとか、地元の描写がたくさん。
舞台が目に浮かぶので読みやすかったです。
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なにせ4時間半も待たされたので、一気読みには十分な時間がありました。
発行が1995年なので、通信手段がポケベルだったりする古さはあります。今では携帯電話や監視カメラなどの普及で、このままでは成立しない部分もあります。それでも犯人のミスリードや動機の解明など、本格ミステリとして読み応えがありました。

暗号を使ったミステリで、本格的な暗号を解読する手順の説明も記載されています。よくできた暗号でしたが、限られた時間で読破するには付き合いきれませんでした。

思わぬところで面白い本に出会えたのは、入院の収穫でした。

(byぶらっと)

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2025年12月18日 (木)

軽い読み物?

読みたいと思っている本が“考古学”やら“古代史”やら、地図片手にじっくり読まないと分かんなくなりそうな本ばかりになってます。でも、電車の中やちょっとした待ち時間に少しずつ読める文庫本が欲しい。
読んでない文庫はあると言えばあるのですが、気分の問題で探しました。
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『モチーフで読む浮世絵』
この手の本は西洋画には多いのですが、浮世絵というのは初めて見ました。そしてとても嬉しい。見つけた瞬間、にぎって離さなかったぜ!
『有吉佐和子ベスト・エッセイ』
最初の数ページをちらりと読んでみたら、読みやすいし面白そうで先が気になり購入。この人の本を読んだことないのに・・・。(^^; でも有名人だよね。
軽い読み物として買ったけど、ちくま文庫は文字が小さいのが難点。まだ、裸眼でも読めるけど、だんだん辛くなって来たなぁ~。orz

(byふらっと)

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2025年12月 8日 (月)

「風のマジム」読了

今年の9月に映画が公開された「風のマジム」(浜田マハ著・講談社文庫)を読了しました。
沖縄産のラム酒製造に尽力した実在の人物をモデルにしたお話だそうです。映画は気がついたら終わっていたので観ていませんが。
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初版は2014年ですが、映画化で文庫サイズの帯付きです。
実は少し前にこの本を買おうと思って、間違えて同じ作者さんの映画化作品を買ってしまいました。

サトウキビ栽培と製糖業で成り立っていた南大東島で、同じサトウキビから「風の酒」ラムを作るという、なんともロマンのあるお話です。
浜田マハさんの読みやすい文体によるスピード感のあるストーリー展開に、ハラハラ・ドキドキで読み進めました。

今では国産のラム酒もいろいろ作られているようです。
ラムというと栗の渋皮煮を作るときのお菓子用か、ネパールのククリラムくらいしか意識したことがありませんでした。
そのうち沖縄のアンテナショップとかでアグリコール・ラムを探して飲んでみたくなりました。できれば、このお話のモデルとなったグレイスラム コルコルの緑ラベルのを。(公式オンラインショップより、amazonの方が送料分お安いみたい。)

(byぶらっと)

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2025年12月 7日 (日)

介護未満の父に起きたこと 読了

介護問題は難しいし、本を読んでその通りに出来るものでもありません。そのくせ必要とする知識は膨大。orz おまけにまだ元気な親を見ていたら、先と思ってしまうものです。
私の両親は既に他界しているので、この手の本は「こうすれば良かった」とか「もっと考えれば良かった」とか、後悔が出たりします。
しかし、これはもっと(いい意味で)軽く読める本でした。
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“頑固な父親とその一人暮らしをサポートする娘の奮闘記”という感じなので、読み物としてとらえてもいいと思います。
行動力や手順の考え方を見ると、著者が頭のいい人だということが分かります。問題解決に対して理論的でした。まぁ、あえて感情的になる部分は書いていないのかもしれません。
介護はケースバイケースなので、こうすればいいという話ではありませんが、介護未満のご家族がいるなら読んでみるのもお薦めです。
そうじゃなくても結構面白いので。

(byふらっと)

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2025年11月27日 (木)

読了『名画の中で働く人々』

なかなか進まなかったのですが、『名画の中で働く人々』が読み終わりました。
昔のヨーロッパでの職業について、少しですが絵画から理解することが出来ました。
傭兵・羊飼いのように何をしているか大体分かるけど、詳しいことは知らない職業や、看護婦・女優のように今もある職業の当時の社会的地位など今との違いという話も面白いものでした。
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多くの職業を取り上げるため、深い話はありませんが飽きの来ない読みやすい本です。さすが、中野先生といったところでしょうか。
中野先生はテレビやyoutubeで見ると、本当に話が面白いです。もっとメディアに出て欲しい。
でも、時々本では読みにくさを感じます。文章の途中に( )書きで一言感想を入れるのが良いときと悪い時があるというか。(^^;
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でも、その読みやすさが人気の証ではあると思います。
今回面白かったのが羊飼いの『アキレス(羊飼い)に扮したレオポルト1世』という絵画です。「どこが羊飼い?」ってくらい笑えます。派手な踊り子かと思ったわぁ。(^^;

(byふらっと)

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2025年10月22日 (水)

いただき本

読書大好きな友人が読み終わった本を送ってくれました。
うちのように読み終わっても手放せない性格ではないので、ちょくちょく本をくれます。ありがたや。(^人^)
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今回は宅急便で他の荷物と一緒だったので、8冊くらい入ってました。びっくりだよ~。(笑) 写真はその一部です。
中野京子さんの『名画の中で働く人々』は、一気に読んでしまえそうです。この方の本は私も買いますし、面白いのは間違いなしです。
表紙で気になっているのが『愛と情熱の山田うどん』。山田うどんに、どんな“愛”と“情熱”があるのか気になります。ちなみに私は一度も山田うどんに入ったことがありません。近くにないので仕方なし。本を読んだら探してでも行くかもしれません。

他2冊もきになるところ。自分で買った本もあるので、すぐに手は付けられないなぁ~。多分、旦那さまの方が先に読むことでしょう。(^^;

(byふらっと)

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2025年10月16日 (木)

誠品書店で2冊

友人が大好きな日本橋の誠品書店。台湾の雑貨や食品が買えるので日本橋では定番のコースです。
そんな誠品書店で2冊の本を買いました。これは別に台湾は関係ないけどね。(^^;
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『一度は行きたい幻想建築』はオールカラーで見ているだけでも楽しい本です。建築様式や用語の説明も少しあります。いつかこの本を参考に、実物を見に行きたいです。
『考古学の黎明』は、わたし的には興味のドストライク!最新研究で今までの定説がひっくり返ったり、疑問を持たれたりしているのかと思うと読むのが楽しみ。わくわくします。
普段行かない本屋さんは、お薦め(平置き)の本が一味違うのがいいですね。勢いでアレコレ買ってしまいそうになりましたが、2冊で我慢しました。友人は6冊くらい買って「重いな...」って言ってましたけど。(^^; ネットとかでも買えるけど、この見つけた勢いで買うのが快感ですよね。(^m^;

(byふらっと)

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2025年10月11日 (土)

「あなたは誰かの大切な人」

映画化されるのを機に書店で平積みになっていたので、新刊かと思って購入しました。
「あなたは誰かの大切な人」(原田マハ 著・講談社文庫)
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作家さん自らが監督して映画化するのは、6編の短編のうちの3つめ「無用の人」。
短編の中でも一番印象に残るお話です。他のお話はほとんど覚えていなかったのですが、この「無用の人」だけは「これ、前に絶対読んだことある!」と思うくらいに。
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本棚を探したらやっはりありました、同じ本が。orz
文庫化されたのは2017年のこと。文庫化すぐに購入して読んでいたみたいです。
まぁ、久しぶりに「疲れた心に読む特効薬が効いた」ので良しとしましょう。あ、これは2017年の帯だ...

(byぶらっと)

 

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2025年10月10日 (金)

最近読んだミステリー3冊

本屋さんの店頭でなんとなく選んだ3冊の感想など。

「恋する殺人者」(倉知淳 著・幻冬舎文庫)
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軽めの日常ミステリーですが、死者は出るタイプです。
ぶっちゃけ序盤のミスリード一発勝負という感じ。
違和感を覚えながらも軽い文体につられて読み流したおかげで、まぁまぁ引っかかった感は楽しめました。
本気で見破ってやろうと構えて読んだらダメなヤツですが、そう思わせない文体とセットで成立している作品と思います。

「あさとほ」(新名智 著・角川文庫)
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ミステリー調のオカルトもの?
超常現象が好きな人なら良かったのでしょうけど、ミステリーと思って読んでいたのに「怪奇現象でした」で片付けられてしまってガッカリ。
ちょっとジャンルを見誤りました。古典文学の研究をしている大学生が主人公ということで、実在する古典と絡めているだけに残念な気持ちが倍増でした。

「一次元の挿し木」(松下龍之介 著・宝島社文庫)
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2025年「このミステリーがすごい!」大賞の文庫グランプリ受賞作。さすが、大賞受賞を争った作品です。
謎の提示の仕方や伏線の回収など、読み応え十分でした。
ただ、解説では高評価だった視点切り替えの節見出しの付け方が深読みを誘うようで集中を途切れさせられたのと、重度障害からの回復経緯が書かれていないことが非常に気になりました。
作家デビュー作とのことですが、次回作も期待です。

なんとなくの表紙買いで、1勝1敗1引き分けという感じでしょうか。
もう少し慎重に選ばないとロスが大きいですね。

2025年の「このミス」で大賞となった「謎の香りはパン屋から」も気になっていた作品なので次はそちらも読みたいのですが、大賞受賞作は気軽に文庫にしてくれないので、しばらくは文庫化待ちです。

(byぶらっと)

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2025年9月 7日 (日)

「スミルノ博士の日記」読了

スミルノ博士の日記 」(中公文庫 ドゥーセ 著 、 宇野 利泰 訳)を読みました。
何か読む本はないかと本屋に行ったときに、お勧めされた本です。
(ネタバレ禁止らしいので誰に勧められた等の具体的なことは書けませんが、気になるようなら先月の書籍カテゴリーを参照してみてください。)
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さて、古い推理小説の復刻とのことでしたが、「その時代の推理物としては良く考えて組み立てられていたんだろうな」という感想です。
いかんせん文章は古いし、舞台設定もトリックも古い。何より登場人物たちの思考や価値基準も現代とはかけ離れているので、現代のミステリーを読むような没入感はありません。
それでも忘れ去られた古典の名作に触れる機会を得られたのは、楽しい経験でした。

次はこっちのお勧めも読んでみたいです。(って、ほぼネタバレしてる!?)

(byぶらっと)

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