書籍・雑誌

2017年10月18日 (水)

「山女日記」読了

山ガールのオムニバス形式の短編集です。
てっきり「著者の趣味が登山で、自分が登った山やそこでの経験の一人称エッセイ集」と思ってました。「著者の趣味が登山」までは合っていましたが、短編ごとの主人公が入れ替わりながら、前の主人公とも絡むストーリーだったのは意外でした。他人同士なのに展開は面白かったです。

それぞれが人生の岐路に立っていたり、人間関係に悩みを抱えていたり。登山を通して自らを振り返ることで解決への道を見いだしていく。
読んでいると、登山って人生に大きな影響があるのだなと感じ、とても興味をそそられます。登山をする人の気持ちも少し理解できました。

だからといって、あんなに疲れるし大変なことをしたいとは思いませんが。(爆)

(byぶらっと)

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2017年10月 6日 (金)

復活!おそ松さん

一世を風靡したアニメ『おそ松さん』。10月から第2期がスタートしました。それに合わせて『おそ松さん特集』の雑誌が続々です。Osomatu『ダ・ヴィンチ』は欲しかったけど、『TVBros』は別に・・・。f(^^;
なぜ買ったのだ、旦那さまよ。(笑) そりゃ~買うなら桜井くん(おそ松役)の北海道版とは言ったけど・・・。東京で北海道テレビとか青森テレビの番組表はいらんよぉ。(^^;

『TVBros』は6人それぞれとシリーズ構成・脚本の松原氏のインタビューがメイン。『おそ松さんピンナップ』という付録もありますが。
声優さん達の「(2期に)過度な期待はせずに!」と言うのがよくわかります。期待をすると予想の範囲でしか受け止められなくて、結果笑えなくなるもの。無防備でアニメ楽しみたいです。(笑)

『ダ・ヴィンチ』は3人ずつ、2組の対談がメインです。こっちの方がずっと面白い。この対談を読んでいると1期をもう一度観たくなります。(^^;
“ダ・ヴィンチ=本とコミックの情報マガジン”と言うだけあって、声優さんが各キャラに読ませたい本も選んでいるのですが、中村氏(カラ松役)が“サンタフェ”持ってきてて笑った。(ノ∀`)・゚・。 懐かしさもありますが、「それかよ!Σ(`0´*)」って。
『おそ松さん』特集以外も面白のでオススメです。(^-^) しかし・・・情報誌の表紙を声優さんが飾るようになったのですね。感慨深い。(笑)

(byふらっと)

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2017年9月27日 (水)

「外資系オタク秘書 ハセガワノブコの華麗なる日常」読了

Hasenobuタイトルが長い! そして、タイトルだけでほぼ内容を語っちゃっています。

タイトルをちょっとだけ補足すると、ハセガワノブコさんは重度の腐女子。
中学生の頃に親の転勤でアメリカに連れて行かれ、アニメ誌等を日本から直送してもらう条件として学業に励んだ結果、エリート大学を卒業するまでに。
大学卒業後はアメリカでのエリートコースになど目もくれず、アニメとイベントのために日本で就職。会社での人付き合いよりプライベートでのアニメ・イベント・オタ友との付き合いを優先するという腐女子の鑑のよう。

話は面白いし、主人公の気持ちも非常に共感できるので、読んでいて引き込まれます。
文章も(たぶん)わざとオタクのマシンガントークのように書かれており、話題もいつの間にかすり替わっている始末。そんなだから、一つ一つ理解しながら読むというより、怒濤のごときしゃべりを聞いているうちに読み終わってたという印象です。オタク社会に特有のエピソードなどもなかなか面白かったです。

これを一般の人がどう感じるかはオタクな私には分かりませんが、オタクな人にはお薦めです。ただし、主人公が「俺の妹が~」の沙織バジーナ以上にエグゼクティブでセレブ人脈豊富な人なので、その浮き世離れした設定も抵抗なく楽しめる人限定ですよ。w

こちらも続編が出ているようです。これは読んでみたいかな。

(byぶらっと)

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2017年9月20日 (水)

「火花」読了

Hibana言わずと知れた、一昨年の芥川賞を受賞した作品です。

作者の又吉直樹氏はお笑い芸人さん。(ですよね?) アニメとニュースしかテレビを見ない私でも、流石に名前くらいは知っています。(どんなネタをやるのか、どんな番組に出ているのか等はまったく知りませんけど。)
いつもの“ふらっと”の友人が貸してくれたそうです。どういう意図かは聞いていませんが、たまにはまともな文学作品でも読めってことかな。

文庫版で追加されたエッセイを読むと、又吉氏は相当な読書家だというのが分かります。そんな氏が書いて芥川賞を取るだけあって、とにかく文章が綺麗という印象でした。
普段は日本語の言い回しが怪しかったりするのが当たり前なラノベばかり読んでいるので、きちんとした日本語の文章を読む快適さというのを改めて実感しました。

内容は...正直なところ読んでいる間は何が面白いのかまったく分かりませんでした。(^^;)
若手お笑い芸人が、売れない時代から少しずつテレビなどで知名度が上がるまでのお話。強烈な個性の先輩芸人を通して常に自分を見直す...的なお話なんです。
書き出しの一文から私小説風の内容まで、正に芥川龍之介が活躍した時代の純文学。お笑い芸人の葛藤などが描かれていて興味深くはありますが、映画化するほど面白いのかとなると、すっかりラノベ脳になっている私には理解できませんでした。

ただ、読後にじんわりと人それぞれな人生のあり方について考えさせられました。そういう影響力はあるようです。
綺麗な文章で読んでいて気持ちよかったのは確かなので、たまには純文学も良いですね。

(byぶらっと)

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2017年9月 9日 (土)

「オリンポスの郵便ポスト」読了

Ori_post電撃大賞の選考委員奨励賞を受賞した作品。
大賞を取る作品に比べるとちょっと弱い感じもしますが、ヒロインと相方に感情移入できる良い設定だったと思います。

ちょっと冗長な展開と感じる部分もありましたが、全ての登場人物がハッピーエンドを迎えるためにご都合主義な展開になったり、設定の根幹部分を無理に謎解きしたりしないのは、さっぱりしていて良かったです。
物語は綺麗に終わっていますが、謎解きなどの続編を描く可能性も残す上手いストーリーでした。

日本語の言い回しが少々おかしいとか、校正が足りてない(一度書いた文章に一言足したら助詞の繋がりが合わなくなったまま放置)とか、今時のラノベに求めるのは諦めました。\(^o^)/
そこら辺に目をつぶって楽しめるなら、なかなか面白い作品だったと思います。

けっこう気に入ったので続編が出るなら読みたいですが、そこは読者が各々想像すれば良いのかもしれませんね。...とここまで書いてamazonのリンクを貼ろうと思ったら、続編が出ていました。
「あぁ、出しちゃったか...」というのが正直な感想。(^^;) ☆二つのレビューの気持ちが、読む前なのに分かりすぎる。とは言え、気にはなるんだよなぁ。

(byぶらっと)

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2017年9月 8日 (金)

LEGEND of SUBARU のすべて

“ふらっと”が台湾に遊びに行って不在の隙をついて、スバル雑誌の蔵書をこっそり増やす作戦。サクラムックの「LEGEND of SUBARU」とサンエイムックの「SUBARUのすべて」の2冊です。Cimg3636どちらもスバルの前身である中島飛行機(旧:飛行機研究所)の設立から100周年を記念した雑誌です。(後者はニュルブルクリンク挑戦10周年と二本立て)

本屋で2冊並んでいるのを見つけたのは先月末のことでした。パラパラッと内容をみると、両方買うにはバカバカしい値段だけど、どちらも捨てがたい。
まぁ、良い大人が千円二千円で悩んで両方買い逃すのもどうかと思い、結局2冊とも買っちゃいました。(きっちり1週間悩んだ上ですが。)

「LEGEND~」は飛行機研究所から中島飛行機、戦後の富士重工業からSUBARU株式会社まで。戦前は飛行機、戦後は車を中心に、バスや鉄道車両、パッカー車にロビンエンジンまで一通り網羅されています。もちろん航空宇宙産業もね。
「SUBARUのすべて」は前半がニュル挑戦、後半が100周年の記事。ページ配分は1/3程度なので“網羅”は無理。その分、スポットを当てた部分は掘り下げて書かれていたり、百瀬晋六氏の「ぶつからない車クルマ」への思いなどにもページを割いています。

100周年という節目に今までの集大成という感じの雑誌がそろったので、そろそろ「特集組まれるたびに買う」という行為も終わりにしても良いかもしれません。(できると良いな。(^^;) )

(byぶらっと)

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2017年8月14日 (月)

「若冲」読了

引き続き“ふらっと”の友人から薦められた本です。
昨年、生誕300年記念の展覧会が5時間待ちとかで話題になった伊藤若冲の半生を描いた歴史小説。

歴史小説は史実以外の部分を作家さんが創作するのは常識なのですが、この友人はすべて史実と思っていたらしく、創作部分があったということに驚愕したとか。
しかし、明確な証拠はないとは言え、一度も結婚していないのが通説となっている若冲に対して、「自分が絵に没頭して顧みなかったため結婚2年目で自殺してしまった奥さんの供養で絵を描き続けている」という大胆設定は確かにどうかと思いますね。お話の冒頭部分からストーリーの根幹に関わる事柄でそれをやられてしまうので、その友人の気持ちがとても理解できます。

執筆は2013~15年とのことなので昨年のブームに乗って書かれたものではないのですが、昨年話題になった作品を次々と描いていく過程が綴られているのは食傷気味になってしまうのも、イマイチ。(^^;)
「小説」として楽しむには面白いのですが、すべてが嘘くさく感じてしまうのは残念でした。でも、池大雅、円山応挙、谷文晁が次々に登場するのは、読んでいて楽しかったですよ。

(byぶらっと)

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2017年8月10日 (木)

「無私の日本人」読了

以前読んだ「徳川が作った~」と同じ作家さんの著作で、一緒に“ふらっと”の友人から薦められた本です。読み終わったのはずいぶん前なのですが、やっと落ち着いて感想文を書く時間が取れました。
今回は歴史の解説書ではなく、史実をベースに歴史に埋もれた「無私の日本人」を掘り起こした3編から成る歴史小説です。

短編の1つめは仙台藩の貧しい村を救った9人の有志のお話。映画化され、ブックカバーにもなっている人達です。
私財を投げ出して村を救う仕組みを確立しつつ、子孫にはそれを誇ることを禁じたという、正に無私の人々。歴史に埋もれた人々を掘り起こして小説にしたことに感心します。

2つめは茨城に伝わる儒者、中根東里。他の2編に比べると、少し短めです。
困っている人がいると持っているものすべてを与えてしまうような人の良さ。それでいて荻生徂徠の人間の小ささが際立つような多才人。こんなすごい人がいたこと、そして歴史の表舞台に現れないことに驚きです。

そして、最後は数奇な運命を辿った女性、大田垣蓮月。文武両道に秀で、後の富岡鉄斎の面倒も見た人とか。私財を投じて人々のために橋を架けるなど、こちらもまた出来た人。

正に「無私の日本人」を取り上げた本書。著者も後書きで書いているとおり、今の時代こそこういった日本人の美徳を見直すべきなんでしょう。
もちろん、現代の一般庶民がこんな特別なことをできる訳ではありませんが、気持ちの持ちよう一つでギスギスした世の中も少しはマシになるかもしれません。

結局「武士の家計簿」にたどり着けずじまいですが、これはこれで良い本でした。

(byぶらっと)

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2017年7月20日 (木)

『ピアリス』&『ポーの一族』新作

まだWF準備が忙しいので読んでいないのですが、萩尾望都さんの小説と漫画をGETしました。凄く読みたいのにぃ~。。゜゜(´□`。)°゜。

小説の方が『ピアリス』で、なんでも90年代に木下司の名で発表していた作品だそうです。以前、原画展でイラストだけ見た事がありました。その小説が読めるのだから嬉しい!って言うか、早く読みたい!

漫画は新作の『ポーの一族』です。雑誌で前・後編の読み切りくらいのものと思っていたら、なんと40年ぶりに連載化とか。ちらっと見たらキング・ポーも出てくるし、もう興味津々なんですけどー!o(;△;)o

オアズケが長くて悲しいのですが、イベントが終わってすっきりしたら落ち着いて読みたいと思います。(笑)

(byふらっと)

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2017年6月28日 (水)

「徳川が作った先進国日本」読了

“ふらっと”の友人から薦められた本ですが、直前に読んだ「1984年」に比べて薄い。Cimg2842そして文字が大きい! 行間が広い!!Cimg2843そんなんじゃ内容なんてほとんどないのでは?と思うと、さにあらず。
興味を惹く話がみっちり詰め込まれています。

全体が4章で構成され、幕末に続く徳川体制が衰退するきっかけになった露寇事件から始まり、民を守る政治という意識が生まれた天明の大飢饉、安定した社会基盤を築く流れに繋がった宝永の大地震、武力・武威による統治から民を大事にする政治へ転換させた島原の乱と、少しずつ時代を遡って大きなターニングポイントを取り上げています。
なぜ革命や内戦のない平和が260年も続いたのか。人民を大切にする統治は何がきっかけでいつから始まったのか。江戸幕府の治世に対する認識がすっかり変わりました。

著者は磯田道史さん。よくテレビで「大河ドラマにしたい偉人」とか話している歴史学者さんですね。話は面白いし、映画化された「武士の家計簿」もこの方だったんですね。
映画は観に行こうと思っているうちに終わってしまったので、今さらですが本を読んでみようかな。

(byぶらっと)

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