書籍・雑誌

2024年9月13日 (金)

拷問と処刑の西洋史

この間、本屋で見つけて買った『拷問と処刑の西洋史』。
決して処刑とか拷問具に興味があるわけではありません。スプラッターな趣味はないですよー。(><)
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気になったのは、チェコのヤン・フスやジャンヌ・ダルクがどのように処刑に至るかや民衆の受け止め方など。それと西洋と言えば魔女裁判ですかねぇー。(^^; その波及や罪状についてとか。怖いけど知りたい部分でもあります。
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その他、当時の銅版画などもあって、絵画的にも気になります。そういうのは展覧会では見ることがありませんし。(^^;
暗い話なので、あまり詳細すぎると精神的に辛そうなので、さらりと読めそうな文庫に出会えたのはいいんじゃないかと思っています。

(byふらっと)

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2024年9月 7日 (土)

雑誌『芸術新潮』と『歴史人』

萩尾望都特集だったので気になっていた雑誌『芸術新潮 9月号』を買って来てもらいました。萩尾望都の本は何冊も買っているので、ちょっと迷ったけどね。(^^; 似たようなのが何冊もあっても...ねぇ。
でもまぁ、他の特集“KENZO”とか“護国寺薬師如来”も読んでみたかったので、買うことにしました。
しかし、問題なのは・・・。
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いきなり『天皇と皇室の日本史』ってなんだよ!という驚き。
「芸術新潮の隣にあったから買っちゃった。(*^o^*)」とのこと。今年の大河『光る君へ』での一条天皇が気になったから、その勢いで買ったとか。(笑)
神武天皇から始まる皇位継承図は見ているととっても面白いです。歴史の授業で習って馴染みあるところや、江戸以降になるとまったく聞いたことが無くなるところとかねぇ~。(^^;
これは一度じっくり読んでみていい雑誌のようでお薦めです。

(byふらっと)

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2024年7月 9日 (火)

谷口ジロー「ヴェネツィア」

ヤフオクで谷口ジローの「ヴェネツィア」をゲットしました。
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元はルイ・ヴィトンのトラベルブックとして製作されたもの。後日、日本語版として刊行されました。
この本の存在を知った頃には既に廃盤。たまにヤフオクやamazonマーケットプレイスに出てきても、定価の倍以上が相場。
なんとか定価の1割増し+送料で入手できました。
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亡くなった母親の遺品からヴェネツィアの古い写真を発見し、その足跡を辿って祖父母の暮らした街を巡るというストーリー。
ヴェネツィアの風景がフルカラーで描かれており、眺めているだけで旅行で訪れた頃のことを思い出します。

このイラスト集を見た上でまた行きたくなる、まさに「トラベルブック」です。ルイ・ヴィトン、侮りがたし!

(byぶらっと)

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2024年6月10日 (月)

日本近代洋画への道

秋田県立美術館で『珠玉の名品たち-日本の洋画130年-』を鑑賞した後、図録を買おうか迷っていたところ、その隣にあった画集が目に留まりました。過去の展覧会の図録なのか・・・よく分かりません。そして値段が出ていなかった。(^^;
どちらにしても秋田から持って帰るのは重いので、戻ってからネットで探しました。
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普通の画集ですぐ見つかるだろうと思っていたら、中古しか引っ掛かりません。なので、古書で購入しました。
展覧会で見た絵が網羅されていないのは残念ですが、逆に見ていない絵が充実しているとも言える。(^^; 見ていて楽しい本をGETしました。(^v^)
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山下りん(↑)は、日本人初のイコン画家と思っていたので、カトリックの宗教画を描いていたのに驚きました。そして上手い!
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ラグーザ玉(↑)は、お雇い外国人だった彫刻家ヴィンチェンツォ・ラグーザと結婚。イタリアで活動した画家。
明治期に異国に渡って画家として生きた、2人の女性の生涯はどのようなものだったのか・・・。凄いなと思います。
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多くの日本人の洋画家の絵が収録されていますが、当時日本に来ていた外国人の絵も多くありました。キヨッソーネやワーグマン、ビゴーなど。フランスで日本人に洋画を教えたラファエル・コランも入ってました。
日本の洋画史がさらりと分かる画集でした。

(byふらっと)

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2024年5月22日 (水)

ムック本【藤原氏の正体】

こんなに大河ドラマ『光る君へ』にハマるとは思いませんでした。
最初は、好きな時代(平安)だから衣装を堪能しようくらいに思っていました。(笑) 突っ込みどころも多々あるけど、今のところ毎週楽しんでいます。ちょうど長徳の変という歴史的にも面白いところでもあるし。(^^;
今は主人公がまひろ(紫式部)というより、道長って感じなのは仕方ないか。(^^; 長徳の変が終われば、越前編に入るので、いよいよまひろが中心か。完全オリジナルストーリー展開になるのかな、どうなんだろう?
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ハマってしまったら藤原氏の歴史も気になります。なにか軽い読み物はないかと探していて見つけたのがムック本【藤原氏の正体】です。
amazonのレビューでは内容は良いようですが、誤字がヒドイとありました。読む気が失せる・・・と。パラパラ捲ってみただけど、ポロポロと見つかりました。これは確かに。(笑)
“誤字を見つけよう!”というゲーム感覚で、赤ペン持って読んでみようと思います。(笑)

(byふらっと)

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2024年3月16日 (土)

小市民シリーズ最新刊

「氷菓」等の古典部シリーズと並び、米澤穂信氏の死人が出ないミステリー「小市民シリーズ」。
昨年10月に11年ぶりの新刊が出ていたのを本屋で見かけ、購入してきました。
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こういう「目的なく見ていて出会う」というのは、実店舗ならではですね。現に、ネットで書籍を検索して購入している間、新刊発売に気づいていませんでしたから。

最初の「季節限定~」以来のスイーツに絡めたミステリーは健在。短編ながら適度な謎解きで、サクサク読めます。

なぜ忘れた頃に新刊?と思ったら、アニメ化だそう。
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古典部シリーズもそうでしたが、文庫では明確なキャラ絵がないのでアニメ化でキャラクターが動くのが楽しみです。

(byぶらっと)

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2024年2月29日 (木)

「アニメ大国 建国記」読了

「テレビアニメを築いた先駆者たち アニメ大国 建国記 1963>1973」(中川右介 著/集英社文庫)を読了しました。
世界に発信する日本アニメの黎明期10年を表から裏から解説している書籍です。
テレビアニメ前史から、決定的なアニメブームを起こした「宇宙戦艦ヤマト」くらいまでの時代が、500ページを超えるボリュームで語られています。
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漫画原作ありきからアニメオリジナルをコミカライズするメディアミックスへの変遷、出版社とスポンサーを繋ぐ広告代理店の存在、スポンサーの意向に振り回される現場など、現在のアニメのしがらみが黎明期から続いていることに気づかされます。

反面、常識のように言われる「今のアニメーターの低賃金は虫プロが低価格でアニメを作ったから」という話が、ほぼウソであると言う衝撃の事実も。手塚治虫氏の原稿料で補填していたのは事実のようですが、必要な制作費はしっかり取った上で“手塚先生”の拘りのために費用が嵩んだ分の補填だったとか。そして、虫プロ社員は他社に比べても高給取りで、虫プロから独立して自分で制作会社を起こした人も多かったそうです。
今につながる制作会社の起業と合併などの流れも興味深く読めました。

今のようなネット情報がない中学時代にも聞こえてきたN崎Y展プロデューサーの黒い噂が、割と真実だったことは笑えました。ろくな情報源がなくても広まる悪評って...(^^;)
悪い話は置いておいて、いかに工夫して今のアニメに繋がっているかの歴史を体系立ててまとめたものが読めたのは良かったです。中国アニメなどの台頭に日本アニメが追い越されるかとハラハラすることもありますが、これだけの歴史に裏付けられた文化は、そんなに簡単に追いつけるものじゃないと安心しました。

(byぶらっと)


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※右側の文庫じゃない方が、レビューがたくさんあります。

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2024年2月25日 (日)

厚生労働 2月号

厚生労働省が電子処方箋の普及を目的に「薬屋の独り言」とコラボしたと話題になりました。
そのポスターが掲載されているとのことで、厚労省の広報誌を購入してみました。
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税金で作っているためか、フルカラーの“薄い本”が660円。同人誌よりは少しだけお安い設定です。話題のポスター以外にも、猫々の声優さんのインタビュー記事も載っています。っていうか、表紙とこの記事がなかったら、馬鹿馬鹿しくて買わなかったですけどね。
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インタビュー記事は短いですが、厚労省の広報誌に合わせた「毒にも薬にもなる」といった受け答えは、声優さんのプロ意識も流石です。
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勤務先で、アニメから入ってスクエニ版のコミックを読んでいる人がいました。
我が家は原作の小説を読んでいたのですが、お話の切りが良かった10巻までで停滞しています。気が付けば14巻まで出ているらしいので、また続きに復帰したいです。

(byぶらっと)

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2024年2月18日 (日)

久しぶりに本屋で...

本買ったったー!o(*^▽^*)o~♪
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『ダンジョン飯【冒険者バイブル】』が欲しくて探しに行きました。
書店には平積みでドドーンと置いてありました。イラスト100点以上、漫画100ページというボリュームで2,000円はお買い得!

他はぷらぷらして見つけた本です。
『食べる西洋美術史』は、難しい話ではなく、さらっと読むのに良さそうと思って購入。しかし、文庫本は高くなりましたね。1,200円だって。物価高騰おそるべし。orz
『巴里マカロンの謎』は米澤穂信さんの小市民シリーズです。2020年には出てたのに、気が付きませんでした。忘れた頃に出るからなぁ~。f(^^; っていうか、それまでの話を覚えてないので、読み返すところからか・・・。それともアニメの放送を待つか。(^^;
『グラーフ・ツェッペリン』は裏表紙の紹介を読んだら面白そうだったので買いました。なかなか期待できそうなSFです。

(byふらっと)

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2023年12月11日 (月)

ルネサンスの女たち~塩野七生デビュー?~

歴史関係の本をつらつら見ていた時に『ルネサンスの女たち』というタイトルに惹かれました。読んでみたいと思たけど、この本がどういうシリーズなのかが分かりませんでした。
「帯に“2”と入ってるから2巻ということ?1巻から読まないとダメ?」と迷ってしまいました。
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シリーズとしては全部で7巻まで出ているし、全部を読み切れるか不安もありました。
それともう一つ分からないのが、これは歴史書なのか小説なのかというところ。最初は歴史書を求めていたので、そこが分からない本は避けようと思っていました。しかし、結局よく分からない。(笑) だったら深く悩まず読み物として楽しんでみようと1冊購入を決めました。
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読んでみて面白ければ他にも手を出すかもしれないし、この1冊で終わるかもしれません。(^^; ちょっと本が貯まっているので、すぐには読めないけど、まずは買ったことに満足しています。
シリーズのタイトルはどれも面白そうですよね。(^v^)

(byふらっと)

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