映画・テレビ

2025年1月12日 (日)

劇場版「孤独のグルメ」

一昨日から始まった劇場版「孤独のグルメ」を観てきました。
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特報や予告で観ていた断片から想像していたストーリーとはずいぶん違いました。途中かなり無理があるストーリー展開もありましたが、全体としてはなかなか面白かったです。
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年末のスペシャルのみならず、年末年始の一挙放送もちょこちょこ見ていました。見ても見ても飽きないのが良いところです。
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11時過ぎの回だったので、終わったら13時過ぎ。美味しそうに食事をする映画は、「腹が減った」状態では大変でした。

(byぶらっと)

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2024年12月18日 (水)

映画「はたらく細胞」

劇場版「はたらく細胞」を観てきました。
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マンガ・アニメの実写化と言えば、失敗例が目に付きます。特に今回は細胞達が働く体の本体(外の人?)が登場するという改変があります。しかもスピンオフの「はたらく細胞BLACK」も絡めてくる合わせ技。しかし、今作はこれがとても良い方向に効いています。

体の中だけの話だと、1話30分のシリーズ物なら一つ一つの話題で良いのですが、長編の劇場版では細切れになりがち。そこに外の人のストーリーを絡めることでお話がスムーズに展開していきます。そして、外の人のドラマもまた素晴らしい映画となっています。

細胞達のキャスティングも、アニメのイメージを崩さずバッチリです。アニメで見知ったキャラ達が、実写でもそのまま活躍してくれます。
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圧巻は7,500人のエキストラを動員したという細胞達の群衆シーンです。CGで人を増やすのかと思ったら、一人一人が表情を持って動いています。戦闘シーンのアクションも本気の本格派です。
「実写化なんて」と避けたりせずに、観に行って正解の作品でした。

(byぶらっと)

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2024年12月14日 (土)

「新八犬伝」の思い出

先月、映画「八犬伝」を観て思い出したのですが、アラ還世代が子供の頃に夢中になったのはこちら。
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伏姫と玉梓のビジュアルはこれでした。この玉梓さんは口が耳まで裂ける大変身をします。
小学生の時に読んだノベライズ版が家に残っていました。NHKで1973~75年に放送された人形劇「新八犬伝」です。
辻村ジュサブローさんを知ったのも、この人形劇からでした。当時、小学校のクラスで大人気でした。
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ちなみに八犬士のビジュアルはこちらです。

YouTubeで検索したら、オープニング・エンディング曲のレコード音源をアップロードされている方がいらっしゃいました。

坂本九さんの語りが素晴らしい作品でしたが、NHKにも映像はほとんど残っていないとか。
現在Eテレでは視聴者から提供された録画を中心とした「プリンプリン物語」が再放送されています。少し前には「平家物語」も繰り返し再放送していました。
YouTubeには断片的に録音されたお話もありました。いやぁ、懐かしい! できることなら「新八犬伝」も観たいものです。



(byぶらっと)

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2024年12月 7日 (土)

映画「ウォーターシップ・ダウンのうさぎたち」

1978年イギリス制作アニメが、HDリマスター版でロードショー公開されました。
日本での公開は1980年、高校生の頃でした。アートガーファンクルの主題歌も井上陽水の日本語カバーもお気に入りで、エアチェックしたテープをずいぶん聞きました。

曲は今聴いても懐かしいのですが、当時は劇場へ観に行くまではしなかった作品です。

40年以上経って巡ってきた機会なので、観に行ってきました。
東京での上映は渋谷と池袋の2館のみ。「世界初の木製前売り券」とのことでしたので、高田馬場からの帰りに渋谷の劇場で前売りを入手しておきました。0.5mmほどの厚さにスライスした板に印刷されています。
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コレクターなら未使用で残したいところでしょうが、劇場で気持ちよく「パキッ」と折ってもらいましたよ。

宅地造成による環境破壊で棲み処を追われ新天地を求めたうさぎたちが、様々な苦難の末に理想の地で繁栄していく物語です。
そこそこ残酷なシーンもあると聞いてはいたものの、自然の厳しさの表現としては必要な映像と理解しました。多感な(?)高校生の時に観たら衝撃を受けたのかもしれません。当時観た方が良かったのか、観なくて幸いだったのかは今となっては何とも言えません。ただ、改めて観られたのは良かったと思います。
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入場特典でいただいたポストカードと購入したパンフレット。
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パンフレットには地図も載っていて、土地勘のない地名のお話も理解しやすいです。
上映館も少ないし上映期間もいつまでか不明ですが、興味がある方は観てみるのもアリかもしれません。(木製チケットは終了していますが。)

(byぶらっと)

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2024年11月 5日 (火)

映画『ボルテスV レガシー』

レイトショーで「ボルテスV レガシー」を観てきました。元々上映館が少なく、車で30分ほどの隣の市が最寄り。しかも1日にレイトショー1回のみの上映です。
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1977年の日本のロボットアニメですが、なぜかフィリピンで大人気のボルテスV。日本を差し置いて、フィリピンで実写化ですよ。
実写化に合わせ、TOKYO MXでアニメ40話の一部セレクションが放送されています。それを観ると、今回の劇場版はほぼアニメ1話・2話を忠実に実写で再現しています。
いろいろ感想はあるのですが、言いたいことはこの二人が語り尽くしてくれているのでご参照ください。

「1972年公開の日本のアニメ」と言うところは「1977年」の誤りですが。
話題のハイクオリティな合体CGと日本語で流れる主題歌の映像が公式から公開されています。 
本当に強すぎる愛を感じます。
ロボットのCGは「パシフィック・リム」にも負けないクオリティです。が、コクピット内部の映像や操縦の演技はチャチ。
まぁ、いろんな意味で楽しめる映画でした。

劇場での観客は私たちを入れて5人。もっと多くの人に観てほしい作品です。
入場特典にペーパークラフトをもらいました。これもまた無駄に強い愛情が込められているような。
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TOKYO MXではアニメのセレクション放送が終了し、来週からはフィリピン実写ドラマが放送されます。
アニメ40話を実写90話に膨らませたものを20話に編集したとのこと。劇場版の続きが観られそうなので楽しみにしています。

(byぶらっと)

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2024年11月 3日 (日)

映画『八犬伝』

ファーストデー割り引きで「八犬伝」を見てきました。
八犬士の活躍を描いた物語の映像化部分【虚】と、28年にも渡り物語を紡いだ滝沢馬琴の後半生を描いた部分【実】を交互に描いたスピード感のある構成でした。
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【実】のパートでは、馬琴の武家へのこだわりや家族との関係が江戸時代の庶民生活と共に描かれています。人間模様が見どころです。頭の固い馬琴と飄々とした葛飾北斎の全く合わなそうで唯一無二なところに「じじぃのイチャイチャがクセになるぅ~。(>▽<)」と萌えました。(笑)
他に馬琴と北斎が歌舞伎を見に行くシーンがあって、その歌舞伎役者が華やかでした。(笑) 映画全体通してなんて豪華な映画なんだろうと思いました。
【虚】のパートは、「八犬伝」の物語としての面白さがストレートに伝わりました。VFXも凄く良かったです。勧善懲悪・気分すっきりな話で、これだけだったら普通のアクション映画になるところですが、作家の想いと相まって、なんとも愛おしさがありました。
ラストではネタバレになるから言えないけど「フランダースの犬を彷彿とさせるなぁ~」と思わず半笑い。いえ、誉め言葉です。(^^*

上映時間149分というとほぼ2時間半という長編で、最初は不安もありましたが、構成の妙で長さを感じません。面白い映画でした。

p.s 私の中で「八犬伝」と言えば、薬師丸ひろ子主演の「里見八犬伝(1983年)」です。「星よ、導きたまえ。」が懐かしい。真田広之も若かった。(^v^)

(byふらっと)

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2024年10月 4日 (金)

「ゲ謎」真生版

本日公開の「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 真生版」を仕事終わってからレイトショーで観てきました。
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前回見たのは昨年の11月。1年近く前になるんですね。
327カットのリテイクと音も録り直しとか。制作陣のこだわりも、人気があったからこそできたことでしょう。
「真生版」と言われるゆえんは、当初やりたかった恐怖表現を盛り込んだからとか。レーティングも「PG12」から「R15+」にアップ。
...らしいのですが、1年も経っちゃうとストーリーの概要くらいしか覚えていません。(^^;) どこが変わったのか、どこが怖くなったのかはさっぱり分からないので、純粋に楽しんできました。
昨年の所見ではストーリーを把握するのも大変だったのですが、概要が分かっているので余裕を持って観られました。そして、改めて戦争や社会の不条理などにゲッソリしてしまいます。
本当に、鬼太郎が生まれることだけが唯一の救いです。。

入場特典をもらいましたが、2人で行って同じ絵でした。
前回は2種類もらえたのに、ちょっと残念。

(byぶらっと)

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2024年9月26日 (木)

矢島模型店Tシャツ

昨年フジテレビで放送された「量産型リコ~もう一人のプラモ女子の人生組み立て記~」の劇中に登場した架空のお店「矢島模型店」のTシャツが、プレミアムバンダイから届きました。
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第1期の「量産型リコ~プラモ女子の人生組み立て記~」はノーチェックで知らず、第2期となる「もう一つのプラモ女子」を観て、店主“やっさん”の人柄とTシャツのデザインで欲しくなったもの。
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昨年は購入前に完売してしまいましたが、今年の第3期「最後のプラモ女子」の放送に合わせて復刻したのでゲットできました。
急に涼しくなったので、Tシャツの出番は来年までお預けかな? 初回放送から2年遅れになっちゃいます。


実は昨年、「量産型リコ専用ザク」の方は購入できていました。
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こちらも積んでるうちに1年遅れになっちゃいましたが、番組内の作例に従ってパチ組で作ってみましょうか。
ガンプラは最初期の最中みたいなのしか作ったことがないので、今時のパーツの細かさに戸惑いそうです。

(byぶらっと)

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2024年9月15日 (日)

映画「侍タイムスリッパー」

まったくノーチェックだったのですが、唐突に「侍タイムスリッパー」なる映画を観に行ってきました。
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きっかけはお昼に見かけたこんなツイート。
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リンク先のYahooニュースには、動画を交えて詳しい話が載っていました。
数年前に大いに話題になった「カメラを止めるな!」と同じように単館上映から始まり、口コミで全国の劇場に拡大したとのこと。

予告編にあるように、幕末の侍が現代にタイムスリップ。その戸惑いの面白さで劇場は笑いに包まれます。が、それだけではありません。
侍の矜持、維新の末に豊かな国になったことを喜ぶ。これ以上書くとネタバレになりますが、タイムスリップ物としても、時代劇としても、とても良い作品です。
まだ公開から1カ月ほどらしく、この後「カメ止め」同様に話題になるのは間違いないでしょう。

(byぶらっと)

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2024年9月 1日 (日)

映画「きみの色」

一昨日よりロードショー公開された山田尚子監督最新作「きみの色」を観てきました。5月に配役の発表記事を見たときから楽しみにしていました。
監督:山田尚子さん、脚本:吉田玲子さん、音楽:牛尾憲輔さん、キャラクターデザイン:小島崇史さん、そして制作:SCIENCE SARUという、大好きな「平家物語」のスタッフさんが結集している注目作品です。
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公式サイトの開示されている範囲でストーリーを書くと、ミッション系の女子高に通う主人公は、人が色で見えることで周囲と深く交われない。(以前読んだ「檸檬先生」と同じ症状でしょうか。) 同じ学校を卒業した祖母の理想に合わせて優等生を演じることに疲れ、勝手に中退してしまった同級生と古書店で再会し、そこに居合わせた男子高校生と成り行きでバンドを組むことになります。
それぞれが悩みを持ちながらも、オリジナル曲を作って学園祭のライブを盛り上げます。まさに青春です。

楽曲がまた良いのですよ。

この他の曲も劇中バンド“しろねこ堂”の公式YouTubeチャンネルで視聴可能です。

ミッションスクールということで、聖書の言葉も要所要所で引用されます。とは言っても宗教臭さや押しつけ感はなく、信仰が生活に根ざしている清潔感だけがあります。
色がテーマなだけに作中での色使いはとても綺麗だし、キャラクターの目線の微かな動きが印象的でした。青春映画としては、とても良い作品だと思います。

主役の3人は声優初挑戦の俳優さんです。
公開記念のトーク番組も東宝公式で公開されています。

今時の若い俳優さんは、一昔前と違って初声優でもそれなりにこなしているのがすごいなぁと思います。

少しだけ心配なのが、都下のスクリーンの所為か、始まったばかりのファーストデイの日曜なのにガラガラだったこと。良い作品なのに集客が伸びないなんてことにならないよう祈ります。

一つ困ったことと言えば、学園祭でのライブシーンを思い浮かべて「水金地火木~」と歌い出すと、80年代のアニメの曲になってしまうこと。

これ、記憶を上書きできるかなぁ。

(byぶらっと)

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