橋口五葉のデザイン世界展
三鷹の中近東文化センターの帰りに府中市美術館に寄って『橋口五葉のデザイン世界展』を見てきました。ご近所で美術鑑賞しまくりの一日でした。(^▽^)
絵は見たことがあっても、橋口五葉自身を詳しくは知らないのですが、本の装丁のデザインや新版画の分野では先駆者的な位置づけなのかな?
最初の作品が夏目漱石の“吾輩は猫である”というのが凄い・・・と言っても、当時は本が大当たりするかも分からなかったと思いますが。今では日本文学の代名詞的な存在ですが。(^^;
漱石著書の装幀の数々が原案や書籍と一緒に展示してありました。デザインを見て行くのはとても楽しかったです。復刻して欲しいというか、デザイン集を出して欲しいかも。f(^^;
装幀デザインはすべて欲しいくらいです。
三越呉服店のポスターは有名ですが、それが懸賞で1等を取ったものとは知りませんでした。てっきり画家として有名になってから依頼されて描いた作品だと思ってました。(笑)
大判のブックカバーが貰えます。スゴイ太っ腹!
ポスターや新版画は美術館で見ていましたが、油彩画は初めてでした。日本画と洋画の折衷画みたいに感じました。
五葉の描く女性は、どことなく本人に似ていると思ったのは私だけだろうか?(笑) 面長でふくよかな感じはラファエル前派の影響と言えばそうなんでしょうが、本人に似てるよね。(^^;
会期中は何度か行くつもり。年パスはいいですね。
(byふらっと)
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