文化・芸術

2019年5月20日 (月)

東寺 空海と仏像曼荼羅

先週の金曜日、有給休暇を取ってトーハクへ東寺の立体曼荼羅を見に行ってきました。写真は全て拡大します。
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会期も終盤に入ったのと「ぶらぶら美術・博物館」で放送してしまったため混雑が予想されたので、朝一9:30開館前に到着するようにしました。おかげでほぼ待ち時間なしで入れ、先に第2会場から回るという抜け駆け作戦で立体曼荼羅をゆっくり堪能できました。その後、第1会場からリスタートして第2会場の前半までじっくり見て、最後に立体曼荼羅をもう一度堪能してお昼前に離脱。
11:30頃に出てきてみると、入場まで60分待ちとなっていました。朝一作戦は正解でしたね。本当なら混み始める前、会期の早い内に行けると良いのですが、「ぶらぶら」とかで見どころを予習してから行く方が満喫できるというジレンマ。

東寺の講堂でも写真撮影はできませんが、今回“イケメン”帝釈天のみ写真撮影が許可されていました。
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何故そんな太っ腹対応が取られたのかは分かりませんが、ありがたく撮影させていただきました。もちろん、空いている朝一に!
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すべての像が360°、至近距離から拝見できるのも美術展の魅力です。
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東寺では頭上ほどの高さの須弥壇に乗った姿を遠くから見上げるしかありませんから。
21体中5体が来ていませんでしたが、16体を間近で見られただけでも眼福です。

もちろん立体曼荼羅以外にもたくさんの展示がありました。真言密教の法具、曼陀羅図、等々。祈りの場を再現した展示方法も斬新です。
幼少の頃から法事の度に連れていかれたお寺が真言宗だったので、法具はどれも見たことある形。せっかく祈りの場を再現したなら、お経など流しておいてくれると、さらに雰囲気を味わえたんじゃないかと思います。

(byぶらっと)

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2019年5月19日 (日)

ウィリアム・モリスと英国の壁紙展

横浜のそごう美術館に『ウィリアム・モリスと英国の壁紙展』を見に行ってきました。
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ラファエル前派に属していた時もあるウィリアム・モリスですが、絵画の方には才能を発揮できずインテリアやデザインの方で活躍しました。ウィリアム・モリスの壁紙は今でも大人気ですね。私もそのデザインと色彩が好きで、家の中に取り入れられたらなぁ~という憧れがあります。壁紙は無理でもね。f(^^; これ以降の写真は拡大します。
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この展示はイギリスの古い壁紙からウィリアム・モリスの壁紙まで広く沢山の作品を展示しています。・・・と言っても、壁紙なのでポスターっていうか、壁紙の見本帳を額に入れて並べてるような感じですが。(笑) デザインとして美しいんですけど、壁紙にしたときのイメージが掴みずらかった。(^^; それが一部ですけど、部屋の再現というコーナーがあったのでよかったです。
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こういうのは憧れますね。壁紙だけじゃなくクッションやラグみたいにしても素敵でした。これなら家にも置けるか。
最後に日本の“金唐革紙”も紹介されていました。以前旧岩崎邸で見ましたけど、それも素敵です。次に上野に行った時はまた寄ってこようかと思います。

(byふらっと)






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2019年5月16日 (木)

江戸東京博物館

久しぶりに江戸東京博物館に行きました。企画展を観に行ったわけではないので、常設展のみ見学してきました。ちょっと前に改装(?)したっぽいニュースを見ましたが、どこをどう変えたのか分かりませんでした。(笑) 展示物はそんなに変わったように思わなかったし。
本日の写真はすべて拡大します。
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最初に日本橋を渡って行くのも同じ。江戸の街並みや風俗、徳川のお宝展示も変わってないと思うなぁ~。でも久しぶりだったので、楽しかったです。(^v^)
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江戸から東京へ変わっていく歴史を順に見学する形なので、その変化を楽しみながら見学出来るのがよいですね。
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浅草十二階の模型も凄い。8階までは日本初のエレベーターがあったそうです。関東大震災で倒壊してしまたのが本当に残念。残っていたらいい観光名所になったのになぁ。

常設展示もたまにはいいなぁ~と思いましたが、一緒に行った友人に教えてもらったのですが、7Fの図書館がこれまた楽しかったです。普通の図書館とは違って文芸ものはありませんが、東京に関する面白い図書が揃っています。ここで本を見ていたらあっという間に一日が終わってしまいそうです。(^^; でも、一度覗いてみることをお薦めします。
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疲れたら1Fのカフェ三笠でお茶しましょう。昔ながら堅めの焼きプリンが絶品です。

(byふらっと)





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2019年5月14日 (火)

クリムト展

“うっかり勘違い”でチケットを買ってしまった『クリムト展』に行きましょう。
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こちらはがっつりクリムト作品です。
クリムトと言えば『接吻』や『ユディトⅠ』が有名ですが、実はこの辺りの絵は好きではありません。だからといってウィーン分離派の代表でもあるクリムトを知らないのは勿体ない話。これを機にクリムトの初期から晩年までを見のはよい機会だったかなと思います。
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初期の人物画や珍しい風景画を見ましたが、一番気に入ったのはこの『ヘレーネ・クリムトの肖像』です。古典的な横向きの肖像画で白のドレスが少女の清廉さを引き立てています。私の中では今回の超目玉でした。
他はねぇ~色々見たしウンチクも読んだんだけど、趣味じゃなかったわぁ~。(笑)

クリムトを堪能するなら『クリムト展』、クリムトが活躍した19世紀ウィーンの芸術全般と歴史を堪能するなら『ウィーン・モダン展』をお薦めします。(^v^)

(byふらっと)


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2019年5月13日 (月)

ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 展

友人と私のすれ違い会話。
友「新国立美術館のクリムト展に行こうよ」
私「クリムト展ね。前売り買っとくわ」
それから数日後。
私「東京都美術館のクリムト展に行こう。」
友「えっ?新国立美術館でしょ。」
私「いや、そこでやってるのはウィーン・モダン展だよ」
友「え?」
私「え?」
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・・・ということで、勘違いから両方行くことになりました。(笑)
よくあることですよ、ええ、私たちにはよくあることなんです。(^^;

さて、現在新国立美術館で『ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道展』が開催中です。
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てっきり絵画展かと思っていましたが、そうではなくて19世紀から20世紀にかけてウィーンで流行った美術・工芸全般を紹介している展覧会でした。なので絵でも誰かの作品と言うより描かれている内容が、その時代の生活様式やファッションといった感じです。
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作品から時代を読むみたいな。見終わると「あぁ~歴史の勉強したなぁ」って気になります。(笑)
19世紀頃は各地で新しい芸術活動が盛んになってオーストリアは分離派、フランスは印象派、イギリスはラファエルロ前派と、それぞれに発展していくのでなかなか覚えられません。まぁ~好き嫌いもあるんだけど。(^^;
そんなこんなで食わず嫌いなところを、時代の流れと一緒に見ることが出来たのでよかったと思います。絵画だけでなく、食器やドレスも結構展示してあって楽しかったです。
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記念に絵ハガキを2枚購入。左がクリムトの“愛”。両脇の金にバラの絵に日本美術の影響が出ています。右はハンス・マカルトの“メッサリナの役に扮する女優”です。この方はアカデミック芸術に属する方です。この2作品が特に印象的でした。

(byふらっと)


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2019年5月 6日 (月)

ギュスターヴ・モロー展

GW最終日、パナソニック汐留ミュージアムで開催中の『ギュスターヴ・モロー展』に行ってきました。
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絵としては自分の好みと真逆で好きとは言い難いのに、その絵に魅了されて自分でも困惑してしまう・・・訳が分からないけど好きな画家です。(^^; きっと幻想的でドラマチックで妖艶で・・・オリエンタルな雰囲気もいい。色彩もたまらない。そんなところに惹かれているんだと思います。
この展覧会はモローが描く女性に焦点が当てられていて、代表的な作品が来ているところもイイです。ただし、同じテーマで似たような絵を複数描いているので、描き途中や下絵、素描が多く逆に「完成している絵ってどれよ?」って気持ちにもなります。(^^; まぁ、それでも楽しめますけどね。
ミュージアムショップで絵ハガキと本を1冊購入。モローは耳が聞こえない母親に筆談で絵の説明をしたので、彼がどうしてそのように絵を描いたのかがはっきり分かっています。色々邪推推論する評論家を泣かせる画家ですね。
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面白いなと思うのが、どんな女性もモローが描くとどこか“悪女”(ここではファムファタルと表現していました。ファムファタル=運命の女。魔性の女)になってしまうこと。“エウロペ”も“レダ”も“パテシバ”まで、一方的に求愛もしくは横恋慕されているはずなのに、どこかそういう気持ちを持たせてしまった女性が悪いみたいな雰囲気。それを責めているんじゃなくて、女にはそういうところがあるし、男はそれに抗えないんだよ的な。(^^; 純粋さの中にこそ蠱惑が存在するみたいな。
またそれを表現するのに絶妙なポージングだったりする。計算し尽くされているというか、頭のてっぺんから足の先まで隙が無い感じがしました。
いつかパリのモロー美術館に行きたいと改めて思いました。

(byふらっと)



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2019年4月23日 (火)

アンドリュー・ワイエス展

友達に誘われて新宿の美術愛住館で開催中の『アンドリュー・ワイエス展』に行ってきました。
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 20世紀アメリカの画家で、私は名前を聞いたことがある程度の知識でしたが、友人は大好きな画家だそうです。好きなところを聞いたら「静謐なところ」と言われました。なるほど、写実的でありながら静かで穏やかな空間を感じる絵だなと思いました。友達は油絵の方が好きだと言ってましたが、今回は水彩と素描が主な展示になっていました。
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この日は運悪く14:00~16:00まで講演会が開催されるらしく、その時間帯は展示の半分しか見ることが出来ないと言われました。その前後なら全部見ることが出来るそうで、チケットは割引されるし再入場も可能と言うことでした。仕方ないので14:00に半分を見学し、一旦新宿御苑を散歩して時間を潰し、16:00過ぎに残り半分を見ました。2度手間になりましたが、日を改めるよりはいいかと。(笑) 展示数は40数点を少なかったですが、自分では選ばなかった展覧会だったと思うと誘ってもらってよかったなと思いました。今度は油絵も見てみたいです。

(byふらっと)

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2019年4月18日 (木)

林忠正展

『ル・コルビュジエ展』に行った時、同じ国立西洋美術館内で『林忠正展』か開催されていました。こちらは常設展示のチケットでは入れます。なんとな~く聞いたことのある名前?なんですが、芸術家ではありません。西洋で日本美術を初めて商いした人です。
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彼の生涯は、今になって思うと多大な功績が認められると思うのですが、当時は批判も多かったようです。浮世絵や工芸品を海外に流出させた非国民のように言われました。しかし、当時浮世絵などはその価値を認められず、むしろ卑しんでいた位なんだから海外でも価値を認めて保存してもらえるところに行って良かったように思いますけどね。(--;
また、彼は印象派の絵画を評価し(当時はフランスでもまだ評価されていなかった)、画家を援助したりしてたとか。そして印象派の絵を多く所有していたそうです。いずれは日本で美術館を開設するのが夢だったとか。それが若くして他界したため、収蔵品が散逸してしまったのは本当に残念でなりません。
そのため、展覧会では主に遺品(手記や写真)でした。彼の生涯と功績を見ると、色々と残念に思うことが多いのですが、彼自身は沢山の素晴らしい出会いをしたんだろうなと感じました。
国立西洋美術館に行ったら是非覗いて欲しい展示でした。

(byふらっと)

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2019年4月13日 (土)

ル・コルビュジエ展

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国立西洋美術館で開催されている「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ-ピュリスムの時代」に行ってきました。
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国立西洋美術館の開館60周年記念だそうで、2016年に世界遺産に登録されたル・コルビュジエ設計の西洋美術館での開催です。普段の展覧会なら地下の展示室になるのですが、今回は本館2階の常設展示を取っ払っての展示です。
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ル・コルビュジエが設計した空間でル・コルビュジエの絵を展示する、ぜいたくな企画です。

建築家という認識のル・コルビュジエですが、絵画も描いていたことは知っていました。なにかの展覧会で展示されていた1枚を見たこともありましたし。
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今回の展覧会は、建築よりも絵画製作の方が多かった若い時代、ピュリズムという脱キュビズムを目指した時代が中心でした。
ピュリズムの絵画は、ちょっと色使いとかが物足りない?(^^;)
コーナーが変わるとキュビズムの画家たち(ピカソとかブラックとか)の絵も展示されているのですが、色使いも画面構成も面白い。本人もそれに気づいたようで、それからは建築に重点を移していったようでなにより。

今回の展覧会について、その辺の事前情報なしで行っちゃったので、建築を見たくて行ったこっちはちょっと拍子抜けでした。国立西洋美術館のパンフレット(こちらでpdfがダウンロードできます)のような企画を期待したんですけどね。Cimg2133

期待していたのとは違う展覧会でしたが、コルビュジエの絵画をたくさん見られたり、今まであまり好きではなかったキュビズムの良さに気づかされたり、思わぬ収穫が得られた展覧会でした。
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(byぶらっと)

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2019年3月23日 (土)

竹宮惠子カレイドスコープ展

ふるさと納税の返礼品に入っていたお知らせで知った、川崎市民ミュージアムで行われている「画業50周年記念展」に行ってきました。

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ふるさと納税の時にも書きましたが、きちんと読んだことがある作品は「地球へ...」くらい。それでもやはり原画や原稿は生で見たかったのです。

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展示の前半は代表作の「風と木の詩」です。緻密に書かれた肉櫃原稿はとても美しく、原画’(ダッシュ)は原画そのもので見ごたえがあります。何度も読んだ「地球へ...」の原稿はホンモノの迫力を感じます。

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途中で写真撮影できるパネル展示があって、一緒に写真に写ることができます。ここは美少年に座ってもらわないといけない所ですね。

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「少年の名はジルベール」「カレイドスコープ」は返礼品でいただいてしまったので、今回は“ふらっと”が興味を持った「見少年美術史」を購入しました。単に「美少年」繋がりなだけで、竹宮惠子さんには直接関係ないんですけどね。それでも「50th Aniversary」のショッピングバッグに入れてくれました。

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漫画も何冊か読める状態で展示されていたので、「風と木の詩」の1巻を半分くらい読んでみました。今読んでも面白いのでまとめて読んでみたいのですが、文庫版で10冊というのはちょっとかさばるなぁ。

(byぶらっと)

 

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