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2026年4月28日 (火)

今村紫紅展

横浜美術館で始まった特別展『今村紫紅展』に行ってきました。横浜美術館には2021年に『トライアローグ展』に行って以来になります。あれから改修かなにかでしばらく閉館していたような・・・。新しくなってカフェが《馬車道十番館》になって、嬉しいやら前のが無くなって悲しいやら。f(^^;
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今村紫紅は、絵を見るより先に伝記を読むという変わった入り方をした画家です。今まで他の展覧会で、一つ二つ作品を見ることは出来ましたが、今回180点も集めた回顧展に来られて、もうお腹いっぱい。(笑) いや~感激ですよ。(^-^)
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17才で画塾に入門し19才で賞を取るという、既に大物の予感。
この頃の作品は、とても丁寧で真面目な印象を受けました。衣の皺や陰影もですが、線画の部分と輪郭線の無い表現(上左側のロバ)の描き分けが素晴らしいです。上右側(三国志で木像の孔明で敵を欺くシーン)手前の人物と奥の群衆のシルエットも美しかったです。
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生活苦でなかなか思う絵を描けなかった頃、上の作品(衛花鈴)で原三渓に見出されパトロンを得ることになります。
これ以降の作品は、本当にバリエーションが多いというか、画題も技法も多彩でチャレンジャーでした。
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いくつか気に入った作品の中で、鳥を描いているのはどれも可愛くてたまりませんでした。(>▽<)佇まいも仕草もいいですよね。
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紫紅は俵屋宗達に刺激を受けていて、そこから風神雷神の絵をいくつも描いています。コミカルな作風のものも良かったのですが、イチオシは色紙に描かれた雷神です。躍動感と垂らし込みの技法、他にない色使いが紫紅らしさでしょうか。
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「画力があってもこの顔?意図的にこの変顔?」と思ってしまった上の2枚。右端の怒りをあらわにする秀吉とは天地ほどの差です。
ちなみに秀吉の冠の色使い(黒とグレー)がモダン。カッコイイ。
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さっきの(衛花鈴)と同じころの作品で、六曲屏風一双の(伊勢物語)の一部です。こちらは金屏風で煌びやか。
金泥の太い輪郭線で人物を大きく描いています。ざっくりしてそうで、馬の鬣や老人のおくれ毛が繊細です。
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大満足の展覧会で写真も沢山撮れたしと、図録を買ってないことを、帰ってきてから後悔しています。絵葉書買えたしいいかなぁ~って。でも写真を見返していたら、うまく撮れてないし細かいところをもう一度見たくなりました。orz
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35才という若さで亡くなってしまったことは、本人も回りも無念だったことでしょう。もっとチャレンジし続けて欲しかった人でした。
最後に親友の安田靫彦が描いた紫紅像が見られて嬉しかった。
伝記の表紙になっていたので気になってました。良い展覧会でした。

(byふらっと)

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