« 都議選2025 | トップページ | 月下美人の一番花が終了 »

2025年6月23日 (月)

自転車の青切符に関する報道について思うこと

Img_8814
来年から適用される自転車に対する青切符について、反則金の額が発表になったことで急にワイドショーなどで取り上げられるようになりました。それを見ていて「コメンテーターは分かってない」と思うことがチラホラ。

歩道走行について判断基準が分かりにくいとか、車道の方が危ないとかを論点にしてる番組を多く見かけました。
そうじゃないんですよ。車道走行が危険がどうかの判断基準なんてどうせ曖昧なんだから、本人が怖いと思ったら歩道を走れば良いんです。
問題は走り方です。自転車で車道を走るのに危険を感じるから歩道を走行するのに、自分が歩行者に危険を感じさせるような走り方するなというだけで良いのでは?
歩道を歩いていると、歩行者にぶつかる寸前で隙間を縫うように速度を落とさず走り抜ける自転車や、後ろから音もなく近づいてこちらの体をかすめるように追い越していく自転車のなんと多いことか。普段の自分の自転車の速度計の感覚から、だいたい12~15Km/hくらいじゃないかと。早い人だと20km/h近く出ていると思います。
特に電動アシスト付きの子供乗せタイプに乗るお母さんのスピード感と来たら、出せることと出して良いことの区別をつけろと言いたい。

道交法では「歩道を走行する際は車道寄りを徐行」とされています。10Km/h以上が徐行なわけありません。
特例特定小型原付が歩道走行する際は6Km/h以下のモードが義務づけられています。6Km/hで自転車を走らせようと思ったら、降りて押した方が速いと思うくらいの低速ですよ。
通常の自転車もそれを守ったうえで歩道を走るなら、危険の基準についてワイドショーがとやかく言う必要もないでしょう。

ながらスマホ、無灯火、傘差し、イヤホン、右側逆走、信号無視、斜め横断、等々。違反しなきゃ良いだけのことなので、どんどん取り締まるべきだと思います。
反則金が高い? まぁ、取り難い金額だからと軽微な違反を見逃すより、安くして厳しく取り締まるのもありかとは思います。

昨日、30分ほど近所を走っただけで見かけた光景がこちら。
何のためらいもなく信号無視する少年。

歩道走行から一応左右確認のうえ、ナチュラルに信号無視する若い女性。

歩行者感覚で右端に寄って右折してくる年配の女性。

こんな路地で2段階右折しろとまでは言いませんが、せめて左寄りを大回りしてほしい。

過去の法改正でも取り締まりを厳しくしたのは初めだけ。一時はあれほど見かけたレインコートの自転車も、今や多くの人が傘差しに戻っています。
Img_8133
併走ももちろんダメなのですが、3台の併走を取り締まるべき警察官も併走では示しが付きません。
来年の4月以降、警察の本気度を見守りたいと思います。

(byぶらっと)

|

« 都議選2025 | トップページ | 月下美人の一番花が終了 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 都議選2025 | トップページ | 月下美人の一番花が終了 »