英一蝶展
サントリー美術館で開催中の『英一蝶展』にぎりぎりで行ってきました。f(^^; 9月はまだ暑かったし、10月は本申請で気持ちに余裕がなく、終了間際になってしまった。でも、行ってみて思いました...前期・後期両方見たかった。(T^T)
一蝶さんは五代将軍:徳川綱吉(生類憐みの令で有名)時代の画家で、松尾芭蕉とも仲が良かったと言われています。
この頃にこれほど生き生きとした風俗画を描いている画家は、とても珍しいと思います。仏画や花鳥風月が絵画のメインな時代に、庶民の生活が垣間見れる絵で、とても好きです。
一蝶さんの人生は、なかなかハードでして。(^^; 羽目を外し過ぎて島流しなりますが、大赦によって江戸に戻ってきます。戻ってからは狩野派の正統な絵を描きます。それは残念な気もしますが、それでも対象をどこか温かみのある雰囲気に描いていました。
先日、出光美術館で見た英一蝶の《四季日待図巻》がパネルで参考展示されていました。「実物を見たばかりだからいいか。(^^;」と思っていたら、なんと図録にも載っていました。ラッキー!
この巻物を隅から隅までじっくり見たい!(><)
英一蝶の作品がここまで集まる展覧会は、そうはないと思うので今回見ることが出来て良かったです。また違う展覧会で会えたらいいなと思います。
(byふらっと)
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