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2024年11月23日 (土)

ヤマザキ・マザック美術館

美術館ネタが続きます。(^^;
愛知県美術館を出た後は、ヤマザキ・マザック美術館に行ってきました。今回、一番期待の美術館です。
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展示はピエール・ボナール<薔薇色のローブを着た女>からスタートします。絵画蒐集のきっかけとなった最初の購入作品だそうです。
不思議と引き付けられる魅力のある作品です。
左:ジャン=バティスト・シメオン・シャルダン<兎と獲物袋お火薬入れ>
右:テオドール・ジェリコー<突撃する近衛猟騎兵の士官>
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鑑賞の最初から度肝を抜かれます。ヴァトー、ブーシェ、シャルダン、ルブランと言ったロココを代表する画家から始まり、アングル、ジェリコー、ドラクロワと新古典vsロマンと続きます。
左:ヴィジェ=ルブラン<エカチェリーナ・フェオドロヴナ・ドルゴロウキー皇女> 右:ジャン=バティスト・グルーズ<少女の頭部像>
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フランス絵画史を網羅するような作品群です。そしてどれもが小品ではありますが、素晴らしい作品でした。いや~よく手に入ったなぁ~と感心しきり。f(^^;
左:カミーユ・ピサロ<ルーアンの波止場・夕陽>
右:アルフレッド・シスレー<サン=マメのロワン運河>
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ピサロ、モネ、シスレーそれぞれが水辺を描く3枚が並んで展示されていると、同じように感じられる印象派も個性があるなと感じました。
印象派からナビ、エコールド・パリと続いて行くと、ホントに絵画の時間旅行をしているようです。
左:エドゥアール・ヴュイヤール<アネモネ>
右:モイーズ・キスリング<ミモザとヒヤシンス>
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こちらの美術館の凄いところは、音声ガイドを無料で借りることが出来て、一部を除き写真撮影可能なことです。(^▽^)
絵画で40点程あるので、全部聞くとなかなかの時間になります。
その後は家具やガラス工芸品に続きます。それも凄い数の展示なので、軽く2時間はかかりました。(^^;
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フランス絵画好きにはお薦めの美術館でした。今回は時間も厳しかったので、家具とガラス工芸はかなり端折って見ました。機会があれば、また来たい美術館です。

(byふらっと)

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