カナレットとヴェネツィアの輝き展
sompo美術館で開催中の『カナレットとヴェネツィアの輝き展』に行ってきました。
18世紀ヴェネツィアで活躍したカナレットは、グランド・ツアーが流行った時代に、ヴェネツィア土産の一つとして大人気でした。今でいうところの絵葉書なのかもしれませんが、随分高価な絵葉書です。(^^;
【第1章カナレット以前のヴェネツィア】で紹介されたヤーコポ・デ・バルバリのヴェネツィア鳥瞰図がすごく気に入ったのですが、残念ながら写真は撮れなかったし、絵葉書もありませんでした。カナレットを見に行ってその感想はどうかと思うけどさ。orz
まぁカナレットは美術展では結構見るので、新鮮さはイマイチ。
ですが、こうして彼の生涯と照らし合わせながら見ると、理解が深まるし新鮮な気持ちです。
自分の中でヴェネツィアのイメージがどれほどカナレットに作られていたか実感しました。彼の絵を見て「これぞヴェネツィアの!」と思った自分がいましたね。f(^^;
カナレット以降の画家の絵も展示されています。ブーダン、モネ、シニャックと見て行くと、親しみやすさはありますが、ヴェネツィア感が無くなってちょっと寂しい。カナレットの力を再認識しました。(笑)
(byふらっと)
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