バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰展
三井記念美術館で開催中の『特別展 文明の十字路 バーミヤン大仏の太陽神と弥勒信仰-ガンダーラから日本へー』展に行ってきました。タイトルが長すぎだよ~。(><)
一番の目的は、美しいガンダーラ仏と教科書でもおなじみの玄奘三蔵像ですが、まさか玄奘三蔵像は前期展示のみとは...。orz
仕方ありませんが、他にも見どころいっぱいだったので、満足です。ちなみにガンダーラ仏は、持ち帰りたくなるほどの美しさでした。(笑)
信仰が仏像と一緒に中国、朝鮮半島、日本へと伝来し、仏像も変化していきます。その違いも比べてみていくと楽しいものでした。
もう一つの見どころは、今は破壊されてしまったバーミヤンの石窟群の資料です。日本の調査隊が残したスケッチが今では大変貴重なものとなっていました。
タイトルから疑問に思っていたことが「仏教展示に“太陽神”とはこれいかに?」です。(^^;
バーミヤン東大仏の天井には太陽神が描かれ、展示には太陽神の石像彫刻も多数ありました。それはゾロアスター教のミスラかギリシャ神話のヘリオスかヒンドゥ教のスーリヤか・・・もう混在!どれも太陽神。まさにバーミヤンは文明の十字路でした。(@_@;
バーミヤンという場所もガンダーラ美術も素晴らしい!歴史のロマンも感じます。(>▽<)
(byふらっと)
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