アルフォンス・ミュシャ ふたつの世界展
府中市美術館で開催中の『アルフォンス・ミュシャ 二つの世界展』に行ってきました。年パス、最初の出動です♪
もうミュシャは何度となく行っているので、今更感があるかなぁ~と思いつつ、でも新たな出会いの期待もありました。
会場では、おなじみのポスターの数々。完成度の高い文字や植物のデザイン、美しい女性とその衣装やアクセサリーの優美な姿は、何度見ても素敵でした。
展示はミュシャの経歴を解説しつつ進みますが、なぜか頑なに“アールヌーヴォー様式”という言葉を使ってませんでした。ミュシャと言えばアールヌーヴォーって感じなのに不思議でした。
今回の見どころはミュシャの原点とされる物語の挿絵です。『金の糸をつむぐ娘たち』や『白い象の伝説』といった物語(書籍)の挿絵がありました。白黒のイラストですが、それだけで1枚の絵画を思わせる作品でした。この挿絵が欲しかったぁ。orz
それと珍しい油絵も数点あります。アメリカ時代の肖像画や《クォ・ヴァディス》は大作で、見ごたえがあます。
さて、ここで落とし穴が!ミュシャ展の出口を出ると、右手にコレクション展と常設展があります。このコレクション展に『白い象の伝説』挿絵が4~5枚展示されています。なぜミュシャ展の方に展示しなかったのか意味不明!終わったと思ってうっかり見落としそうです。
ミュシャの挿絵がもっと見たい方は、必ずコレクション展にも入ってください。
(byふらっと)
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