和紙がおりなす日本の美展
三鷹の跨線橋渡り納めの帰りに三鷹市美術ギャラリーに寄ってきました。目当ては“太宰治展示室(太宰の自宅を実寸で再現した展示)”だったのですが、来年の4/12まで休止中でした。orz
代わりなのか、現在は『和紙がおりなす日本の美展』が開催していました。知らなかったのですが、色とりどりの和紙とその原画を描いている人が凄かったので見学してきました。(^▽^)
江戸の終わりから日本橋にお店を構えた「榛原-はいばら-」の和紙や加工紙(千代紙・書簡箋・熨斗など)の原画や版画をたくさん見ました。
チラシの菊柄(↑)や絵はがきの菊花(↓)は、美しい版画でした。その原画を書いたのは河鍋暁斎です。
他にも酒井抱一、川瀬巴水、竹久夢二、柴田是真などなど、名だたる画家が原画を描いていてびっくりしました。
華やかで美しい千代紙は、包装紙や和綴じの手帳の表紙になったりと実用されるものですが、額に飾っても美しかったです。ちょっと欲しくなった。(^^; 団扇や短冊の絵は、それこそ一つの絵画のようでした。
思いかけず楽しい展覧会に出会えました。来年まで開催されているので、お近くの方は是非!(^o^)
(byふらっと)
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