キュビスム展
国立西洋美術館で開催中の『キュビスム展』に行ってきました。苦手に思う近代絵画の入り口って感じです。f(^^;
でも、今回の展覧会はそういう初心者こそ見るべきだと山田五郎氏が言っていたので、その考えを払拭するつもりで行ってきました。
今回は音声ガイドも借りてます。v(^o^)v ナビゲーターが三木眞一郎だったし、キュビスム・トークに山田五郎氏だったのもありますけど、絵を見るのと1910年代芸術の流れを学べると思って借りました。
キュビスムの誕生や発展の流れがよくわかる展示構成でした。
興味がなくてピカソとブラックくらいしか知らなかったけど、その二人とは違うアーティストの作品や思考と挑戦がよくわかる展示で面白かったです。
「この画家がキュビスム?」って思うような人の作品もありました。
モディリアーニやシャガールとかね。マティスも一時期キュビスムやってましたね。誰もが通る道らしい。(笑)
ずっと見ていくと抽象画と何が違うのか分からなくなってきます。
「また、混乱しそう・・・(;´Д`)」ってなるけど、難しいことを考えずに好き・嫌いで見て楽しんだりしました。
今回気に入った絵がやっぱり絵ハガキになってなくて凹んだけど、ヨックモックとコラボしたファン・グリス絵の“プチ・シガール缶”がツボでした。
会場に並べられた絵だけを見てると、その絵の善し悪しが分からなくなるのですが、こうしてグッズになるとモダンな感じがアップして凄くいいなと思いました。絵は飾る環境や見せ方も大事だというのも、この展覧会で分かります。
50年ぶりのキュビスム展は、超おすすめです。
(byふらっと)
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