パレスサイドビルと毎日新聞社
サグラダファミリア展のときにお昼を食べたお店の入っているパレスサイドビル。皇居のお堀に沿った細長い土地に建てるため、凝った設計になっていると聞いたことがあります。
国立近代美術館に行く度にちょこちょこ内部をチェックしていましたが、今回は日時指定の時間に余裕があったため、ゆっくり見てきました。
まずは一番の特徴ともいえるエレベーターホール。昭和の時代に想像した未来感たっぷりです。
その曲面に沿ってトイレがありますが、動線がカーブしているので外から内部は見えません。とても考えられたスペースです。
外が見える窓や階段の手すり部分の丸いくり抜きもおしゃれです。
そして、玄関脇には「ニッポン世界一周大飛行完成記念」のモニュメントがあります。
横には「皇紀二千五百九十九年十月二十日」の表記が!? 今時「皇紀」を目にすることなんてめったにありません。
それが今や反日の代表みたいな新聞社の玄関先とは驚きです。今回の福島第1原発での処理水放出でも炎上していたようですが、大丈夫でしょうか。
ビル内には自社の新聞を張り出していたり、食事に入ったお店のテレビのチャンネル選択はTBSだったり、微妙な雰囲気を感じる空間になってました。
まぁそれはそれとして、ビル自体はこれからも少しずつ見学したいと思います。
(byぶらっと)
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