ポール・ジャクレー展
3歳で日本に来日し、亡くなるまで日本で暮らした版画家のポール・ジャクレー(1896~1960)。その展覧会が太田記念美術館で開催中の『ポール・ジャクレー展』です。162点もの作品を前期・後期総入れ替えで展示するそうです。
ポール・ジャクレーの作品は、横浜美術館の常設展示で初めて見ました。フリッツ・カペラリ、チャールズ・バートレットと並んで展示されていて、「外人さんの新版画ってあったのか!」と驚きました。展示してあったのは、写真↓の着物の女性でしたね。
名前も覚えてなかったけど、一度にこれほど多くの作品が見られるなんて、凄いことですよね。ほとんど人物で、朝鮮、中国、アジア(マレーシア辺り)の人々を描いていました。衣装好きにはたまらない版画です。(*^o^*)
ちょっと目が怖いんですけど、服の柄や色の美しさに目が奪われました。特に《満州宮廷の王女たち》シリーズはその細かさに圧倒されました。
全てが好みというわけじゃないけど、欲しいなと思う作品も多数ありました。でも、絵ハガキになってないし、公式図録(40枚厳選?)にも入ってませんでした。私の趣味ってそんなに・・・なの。orz ちょっと悲しかったけど、素敵な展覧会でした。(^^;
(byふらっと)
| 固定リンク
コメント