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2023年6月26日 (月)

確定申告

医療費控除と寄付金控除(ふるさと納税)の確定申告をe-Taxサイトで行いました。
確定申告は3月が〆切ですが、還付申告は5年以内なら良い...とは言ってものんびりしすぎました。このまま忘れたら、ふるさと納税じゃなくて純粋な寄付になってしまうところです。

マイナポータルで健康保険証と連携していると、病院での受診や処方薬局での医療費を自動で取り込めます。寄付金控除もe-私書箱で連携している市町村(仲介企業)だけなら自動で取り込めます。
至れり尽くせりじゃないか...と思うところですが、どうにもイマイチ。

医療費について、ドラッグストアで購入した薬代や、通院にかかった交通費は取り込み対象外です。自動で取り込んだ医療費に追加することもできず、それらを追加したかったらすべて入力し直しです。
入力の方法はweb上で1件ずつ登録でも、e-Tax提供のexcelシートに入力してから取り込みでも可能ですが、必要な分だけ追加はできません。自動取り込み対象の医療費も含めて、全件を入力しなければなりません。控除を受けるほど医療費がかかってる人が、市販薬の一つも買ってないわけないのに。
その辺、申告終了後のアンケートに書いてみました。来年は改善されていたら良いなぁ。
なんならいっそドラッグストアでもマイナンバーカード提示するしsuicaも連携して良いから、市販薬と通院日に自宅と医療機関の間で使った交通費もすべて自動で取り込んでくれないかな。

さらに、職場にもマイナンバーを届け出て源泉徴収票をもらっているのに、給与所得とか入力させるのもどうなんでしょう?
給与所得については職場から連携してくれても良さそうなもの。源泉徴収票を職場からxmlファイルでもらえれば取り込めるようですが、私の勤務先では未対応です。
もっと言えば、給与所得+医療費控除+寄付金控除だけなら、確定申告自体も自動にしてほしいです。

マイナンバーカードに他人の口座や健康保険証に紐付けた不具合が相次いでいますが、そもそもマイナンバーカードの普及を急ぐ余りに他人(役所や健保組合の職員)が登録作業をしたことが原因でしょう。それを検知できないシステムもお粗末ですが、他人がログインしたまま別人の登録をするなんてこと自体が想定外。というか、本来あってはならないこと。
マイナポイントで税金をばらまき、拙速な対応の後始末でさらに税金を投入する。税金って湯水のように湧いて出るものと勘違いしてませんかね。(まぁ口座については、年老いた親の紐づけを子供がやって間違えて自分の口座に紐づけたとか、乳幼児のマイナンバーカードに親の口座を紐づけたとかが多いらしいですけど。)

大体マイナポータルサイトも、e-私書箱やe-Taxとの連携もインターフェースがややこしくて使いづらいです。
無理矢理の普及に費用をかけるのではなく、「こんなに便利で楽なんだから使わない手はない」という工夫をして自発的な利用で普及を計る...なんて、目先の餌で釣ることしか考えないお役所仕事では、無理な発想なんですかね。

(byぶらっと)

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