マティス展
東京都美術館で開催中の『マティス展』です。正直、フォーヴィスムは苦手ですが、マティスは好きな絵もボチボチあるし、切り紙絵も好きなので行ってきました。20年ぶりの大回顧展だそうで、もう生きてるうちにガッツリ見られるのは今回限りだろうとも思ったしね。(^^;
初期の作品で《読書をする女性:↓写真左》は、真面目で無難な室内画。落ち着いた感じで好きですけどね、私は。確かに画家の個性は感じ難いかぁ~。
そして《自画像:↓写真中央》は、セザンヌ入ってます!セザンヌ病は、画家の麻疹みたい。みんな罹るよね。(笑) でも、色彩はセザンヌより多彩かも。ポール・シニャック調の点描もあり、自身の絵を求めて色々研究していたことが分かります。
今回、一番気に入ったのが《金魚鉢のある室内:↑写真右》です。ポスターもあったんだけど、ちょっと色が気に入らなくて買わなかったけど、今更ながら後悔してる...かも。f(^^;
マティスと言えば“赤”って思っていましたが、いやいや!すごく多彩で、なるほど『色彩の魔術師』かと納得しました。
晩年の切り紙絵はどれもステキ。生地にプリントしてファブリックで売ってくれたらいいのになぁ。欲しいわぁ~。(^o^)
「一応行くか」って感じでしたが、予想以上にとても良い展覧会でした。お薦めです。
(byふらっと)
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