中村不折のすべて展
本日は『国際博物館の日』だそうで、偶然そんな記事を読んでたら、行こうと思っていた台東区立書道博物館が無料になってました。
現在、企画展『中村不折のすべて』が開催中なのです。これは行かねば!(笑)
ということで、久しぶりに外出です。外は真夏のような暑さ・・・引きこもりは瀕死状態です。…(;´Д`)
書道博物館は初めてですが、ここの向かいの子規庵には来たことがあります。だから道も分かるだろうと思ったら、すっかり迷子。orz 暑い中、歩き回ってしまったよ。( ;´Д`)
そして企画展へ。目的は不折の描いた絵です。残念なのは、汚れなのか変色なのか、どれも暗いです。自画像なんて「真っ黒」って思わず声が出ちゃいました。
展示は概ね時代順になっていて、若い頃のスケッチや手紙が多くありました。日清戦争に記者として従軍した頃や帰国後の正岡子規<ホトトギス>や島崎藤村<若菜集>の装丁などは見どころでした。
でも、一番はフランス留学中のデッサンや習作、油彩画ですね。師ポール・ローランスの絵やオーギュスト・ロダンのデッサンなどもありました。ちょっとしたお宝ですね。なかなか見ごたえがありました。
展示から、とても真面目で努力家、探求心のある人のように感じました。作家や詩人の友人も多かったようです。装丁や挿絵の関係かもしれないけど。どんな人生だったか気になったので、受付で売っていた冊子を買ってきました。薄いからさらっと読めそう。
企画展は12月まで開催で、期間中展示替え(前期:1期、2期/後期:3期、4期)があるようなので、もう1回くらい行ってもいいかもと思っています。
(byふらっと)
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