3.11
東日本大震災から12年目となる本日、郡山にいたのはたまたまですが、駅前で震災の犠牲者への追悼と復興を祈念した「復興の灯火プロジェクト」が行われていたので、一緒に哀悼の意を表してきました。
都内で暮らしていると、12年も経つとすっかり過去の出来事になってしまっています。でも、現地の方々にはまだまだ復興の途上なんですね。
震災から2カ月弱の頃、岩手へ2週間ほど現地の業務支援に行きました。
現地の担当者が現実を見ておいてほしいと、忙しい業務の合間を縫って半日ほど山田町、大槌町、釜石市の被害状況視察に同行させてくれました。既に大部分の瓦礫は片付けられていましたが、それまでの生活の場が何もなくなっている景色は衝撃でした。ほんの2カ月前までの日常を思うと、涙なしにはいられませんでした。
今日、追悼の場に立ち会わせてもらうと、当時のことが思い出されて悲しみがよみがえってきました。直接の被害を全く受けていなくてもこんな気持ちになるくらいですので、地元の方の気持ちは計り知れません。
今回の宿では、地産地消ということで福島の食材を沢山いただきました。どれも本当に美味しかったです。
ネットニュースでは「福島県産ためらう」5.8% 13年の調査開始後最少―消費者庁という記事がありました。どちらかというと放射性物質の検査が他所より厳しくされている分、安全じゃないかと思いますが。
何にしても風評被害が薄れていくのは良いことです。
我が家もお酒やお菓子、ローカルスイーツなどを買い込んできました。これからも復興が加速することを祈るばかりです。
(byぶらっと)
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