オートマの人が頻繁にブレーキを踏む理由が分かった
伊豆1泊の温泉旅行から帰宅しました。
今回は両親、妹夫婦、我々の総勢6名。熱海から先は電車の便も悪いのでレンタカーで移動しました。運転免許を持っているのは妹夫婦と自分だけですが、妹はペーパーでその夫はお酒大好き。自動的に私が運転手に。
借りたのは、ちょうどリコールが発表されたトヨタのノア。レンタカーでもオートマを運転するのは、いつ以来か分からないくらい久しぶりでした。
日ごろから運転していてオートマの人たちがちょっと減速するのに何度もブレーキを踏んだり、長い下り坂でも減速をブレーキばかり使ったりするのに疑問を感じていました。なんでエンジンブレーキを使わないんだろう?と。
今回、伊豆の山坂道を運転してみて理解できました。
まず、シフトレバーを操作すると、カチャカチャと安っぽい音が響きます。そして、大げさすぎるほど大きなエンジン音がずっと続きます。その上、エンジンブレーキの利きが悪い。これじゃぁ、ちょっとならブレーキ踏んだほうがマシってなります。そうしているうちに、すっかりブレーキ頼りの癖がつくんじゃないかな。
私はほぼマニュアル車しか乗ってきていないので意識的にエンジンブレーキを使いましたが、結局最後はブレーキ頼み。オートマ限定の人なら、初めからブレーキだけで当然ですね。
オートマでもマニュアルのように操作を楽しもうと試行錯誤してみましたが、やっぱりマニュアルの方が運転する楽しみがあると再認識しました。
(参考ツイート)
あと、近頃の車はおせっかいでいけません。
メーターパネルには走行中の道路の制限速度が表示され、外気温だの時計だの走行時間だのと余計な情報が邪魔くさい。そんなのメーターパネルの外に表示で良いのでは?
そして、渋滞しているので前の車と車間が空いてから発進しようと思っていると、警告音とともに「前車が発進(だったかな?)」とメッセージが出ます。パーキングブレーキも操作不要で、勝手に掛かって勝手に解除されるのが不安で仕方ありませんでした。
車線逸脱防止機能かなにか付いていたのか、ほんの少しオーバースピード気味でカーブに入ったので横Gがかかりにくいようにそろっとハンドルを切っていたら、勝手にハンドルを切り増しされたときには恐怖を覚えました。(心霊現象かと思ったよ。)
やっぱりロートルには今どきの車は受け付けられません。
唯一感心したのが、キャンセルできないオートライト。
日ごろの癖でトンネルに入る前にはライトを点けていたので初めは気が付かなかったのですが、ちょっとした陸橋の下をくぐったらライトが点いてびっくり。オフの状態でも暗くなると自動で点灯するライトは、自光式メーターが出始めた頃から必要と思っていたので、良いことだと感じました。
まぁ、色々なおせっかいも、総合して今の人たちには便利な(必要な)機能なのでしょうね。
(byぶらっと)
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コメント
そこまで 過保護になってるんですね
アイサイトもうるさいけど 今のはメーターがなくて
ランプなんですよ( ノД`)シクシク…
水温計とかほしいんですけどねぇ
フロントガラスに制限速度の表示があったり一転停止でうるさかったり
本当に今の車は 過保護です
投稿: ねこ | 2023年2月20日 (月) 14時01分
>ねこさん
車の耐久性・信頼性が上がるとともに水温計などは不要になり、ドライバーの質が下がるにつれて補助機能が必要になる。
マニュアル志向の旧人類には、ちょっと寂しい時代になってきました。
投稿: ぶらっと | 2023年2月21日 (火) 00時28分