「美をつむぐ源氏物語」展/「源氏物語と江戸文化」展
東京都美術館で「展覧会 岡本太郎」を観た後、地下2~3階で開催されていた表題の展覧会を観てきました。
前者は入場料500円ですが、岡本太郎のチケットがあれば無料に。後者はもともと無料です。
「美をつむぐ源氏物語」の方は、現代作家さんによる書、絵画、織物、ガラス工芸など。岡本太郎の展示を10時から見始めて観終わったのが13時過ぎ。おなかがペコペコだったこともあり、無料の気軽さでざっと流し見になりました。
思った以上に良かったのが、チラシのキービジュアルになっている渡邊裕公氏の絵画です。(一部の作家さんを除いて、撮影可能でした。)
何号という言い方は分かりませんが、縦1m×横2mくらいの大作が、カラーボールペンで描かれているとか!? とても細かい線の集大成として写実的な画ができ上がっています。思わぬところで良い絵と出会えました。
同時開催の「源氏物語と江戸文化」の方は、会場が1/3程度の小ぢんまりとした展覧会でした。が、三代豊国と初代広重の合作浮世絵など、結構な見ものでした。
そして、出品リストの4ページ目からは、源氏物語全54帖のあらすじと人物相関図が載っていました。
これは超便利! 知泉源氏を読む際の参考に、手元に置いておきましょう。
(byぶらっと)
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