京都・智積院の名宝展
今年の展覧会納めをしてきました。サントリー美術館で開催中の『京都・智積院の名宝展』です。うっかり忘れていたのですが、テレビの紹介番組で思い出しました。(^^;
お寺以外では初公開。長谷川等伯をはじめとする長谷川一門による絢爛豪華な障壁画がダントツの見どころです。
同時代の狩野永徳率いる狩野派の迫力ある絵とは違い、豪華さの中に柔らかさがあります。また、写実的に描かれた部分と自然に見せておいて巧みに構成された配置を感じます。いつまで見ていても見飽きない。(*>▽<*)
今年最後なので着物でお出かけしました。
障壁画以外にも金剛経や曼荼羅など、重要な宝物が多数ありました。価値は分かるが内容はさっぱり分からない残念さ。(^^;
近代のものでも、土田麦僊『朝顔図』や堂本印象『婦女喫茶図』『松桜柳図』など、150年後の国宝候補がありました。将軍徳川綱吉の『蓮舟観音図』は、徳川家光基準からするとかなり上手です。(笑)
会期は来年の1/22までなので、初詣で都心に出るならお薦めです。
(byふらっと)
| 固定リンク
コメント