ふつうの系譜展~前期~
府中市美術館で開催中の『ふつうの系譜展』に行ってきました。前期・後期で全ての作品が入れ替えというので、焦りましたよ。(^^;
この展覧会の対極にあるのが2019年に東京都美術館で開催された『奇想の系譜展』でした。それは見に行かなかったので、対比できませんが、言わんとするところはなんとなく分かります。(^^;
八重桜が満開でプチ花見になりました。(^▽^)
今回は日本の「ふつう」の絵画史を鑑賞するよい機会となりました。購入した図録が、図録というよりがっつり読み物でびっくりです。
最初に展示の美術史を大雑把に解説。土佐派、狩野派、円山四条派あたりはお馴染みです。そこに復古やまと絵、岸駒(がんく)、原在中と聞いたことがあるけど覚えられない名が続く。伊藤若冲や曾我簫白と同じ時代なのかぁ。年表になってると分かりやすいです。
「奇想」だろうと「ふつう」だろうと、まず描いてある物が分からないとなにも判断できません。先日まで深夜アニメで放送された「平家物語」は、随分わかるようになったのでありがたい。(笑)
おかげさまで絵の美しさと場面の意味がよく分かります。この調子で「伊勢物語」もアニメ化して欲しい。(他力本願)
後白河方法と戦をしようとする平清盛を息子の重盛が諫めるシーン。
鎧を着てるのが恥ずかしくなって、手で隠しているのが清盛。
やまと絵も花鳥画も確かに普通に美しかったです。たまに「なぜこれを普通に入れた?」と思う絵もありましたが。(^^;
そして府中市美術館は、時々展示を見ながらクイズの回答をします。終わると絵ハガキが貰える。(^v^) 今回も参加させていただきました。子供も参加できるよい企画だと思います。
図録で予習して後期も見に行きます。楽しみです。(^v^)
(byふらっと)
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コメント
いま 源平合戦ネタのを読んでいるんですが
人間の名前が似すぎてて 頭の中がぐちゃぐちゃです
アニメ見ておけばよかった・・・・
投稿: ねこ | 2022年4月12日 (火) 13時28分
海外の王様は、同じ名前で1世、2世って違いが覚えられなくて苦労します。
日本の場合、漢字は似通ってるし読み方は難しいしで混乱の仕方が外国よりヒドイと思いました。結構ツライ。
アニメを見てても混乱しますが、ちょっとは助けになると思います。
投稿: ふらっと | 2022年4月12日 (火) 23時36分