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2022年3月 3日 (木)

フェルメールと17世紀オランダ絵画展

東京都美術館で開催中の『フェルメールと17世紀オランダ絵画展』に行ってきました。日時指定でも週末は混むかと思って平日にしました。旦那さまは有休を取っていたのですが、前日トラブルがあり、予約時間ぎりぎりまで出勤してからの鑑賞です。気の毒...。(^^;
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「日本人大好きフェルメールが来た!」と言っても1作品だけです。しかし、ただの1作品ではありません。ずっと塗りつぶされていた画中画が修復によって現れた。その姿こそがファルメールの描いた“窓辺で手紙を読む女”だったということです。
正直「なんてことしてくれたんだよ!ヽ(`Д´)ノ」という気持ちがありました。「部屋の中で窓から差し込む光を頼りに手紙を読む女性、その静謐な空気感がよかったのに。orz でっかくて可愛くないキューピットなんていらないよ。ヽ(`⌒´)ノ」と。
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でもね、思ったよりよかった。(^m^; 展示は修復前を模写したものと修復後が展示されています。修復前もよいのですが、修復後の汚れが落ちて綺麗になり、色彩が鮮やかになった絵は、思いの外キューピットを邪魔に感じませんでした。

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展示は70点。フェルメールを除く69点は聞いたことのない画家ばかりです。フランス・ハルス、レンブラント、ハブリエル・メツー、ヤン・ステーンくらいなら分かりますが、それ以外は“はじめまして”の皆さんです。そして似たような絵が多い。若干飽きます。(^^;
オランダ絵画は肖像画や風俗画が多く、風俗画は絵の教訓などの意味を読み解くのが難しい。説明されないと鑑賞して終わりです。
そんな中で珍しく聖書の登場人物を描いた歴史画も少しありました。レオナールト・ブラーメルの“神殿で祈るソロモン王”とヤン・ステーンの“カナの婚礼”は絵ハガキが欲しかった。orz 毎度、私の推しはスルーされるのよね。(^^;

(byふらっと)

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