超コレクション展~大阪~
2月2日に大阪中之島美術館が開館しました。その記念の展覧会が『超コレクション展』です。「ちょっと観たいなぁ~」くらいの気持ちでしたが、テレビで紹介番組を見たら我慢できなくなりました。「行くならこの週末しかない!」と慌てて予約をした次第。(^^;
閉館までいたので出たら暗くなり始めてました。
この美術館は1983年に大阪市制百周年記念事業のひとつとして発表されました。この時、山本發次郎氏のコレクションを寄贈されています。
しかしその後、バブル崩壊、市の財政非常事態宣言などで暗礁に乗り上げることに。その間は、コレクションを増やしながら準備室を立ち上げ、構想を練るなど少しずつ計画を進めていたそうです。結果、30年以上をかけてこの近代美術館の完成に漕ぎつけました。
美術館の周囲にも作品が・・・。
今回、今まで収蔵してきた6000点を超えるコレクションから400点を公開しています。400点・・・大量すぎて見きれません。orz
最後の方は閉館時間になって駆け足になってしまったのが、残念でなりません。チケット予約がもう少し早い時間で取れていれば・・・。
館内にも作品が・・・。(笑)
それでも見たかった作品はじっくり見てきました。佐伯祐三、岡田三郎助、小磯良平、高村光雲、橋本関雪、島成園、木谷千種などなど、近代日本美術の教科書みたいな方々の作品が沢山です。
海外もユトリロ、モディリアーニ、デ・キリコ、マックス・エルンスト、ダリ、マグリット、ジャコメッティと、やっぱり教科書の様です。(^v^)
佐伯祐三の<郵便配達夫>とマグリットの<レディ・メイドの花束>
現代は苦手なのでさらりと流しちゃいましたが、泣く泣く流したのがポスターコレクションです。サントリーから寄託されている1800点のポスター。その一部とは言えロートレック、ミュシャ、ビアズリーという定番からクリムト、エゴン・シーレ、藤田博嗣などなど・・・。あぁもっとゆっくり観たかった。orz
イスのコレクションもいい!が見てたら時間がない。
ポスターと一緒に当時のイス、テーブルなどの家具や食器も展示されていました。アールヌーボーやウィーンモダンの特徴がよく見られるものでした。
図録と絵ハガキ、手ぬぐいを記念に購入。
タイトル通り“超コレクション”過ぎて、見たのに満足出来ないもどかしさがありました。(^^; もう一度見たい・・・けど、もう大阪には行けない。orz 少しずつでも東京に来てくれたらと思います。(i_i)
(byふらっと)
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