数日前に「爆死!」のネットニュースを見て、上映回数が減る前にと慌てて観に行ってきました「フラ・フラダンス」。地元のTOHOシネマでは既に13時台と20時台の1日2回しかやっていませんでしたが。
レイトショーの時間に一番狭い4DX用のホール(この作品は4DXじゃないのに)で上映。観客は我々2人の他に6名だけ。「爆死!」のニュースも本当っぽい。
80席に8人はツライ。(i_i)

さて作品はどうだったかというと、爆死にはもったいない出来でした。
絵は綺麗だし、監督の水島氏や脚本の吉田氏などスタッフも充実。「フラガール」や「フライングベイビーズ」など福島県いわき市を舞台にしたフラダンス主題の作品に続くものとしても楽しめます。「フラガール」が常磐ハワイアンセンターの立ち上げを描いているのに対し、「フライングベイビーズ」と「フラ・フラダンス」は東日本震災後を舞台にしています。「フライングベイビーズ」は高校生の部活ですが、「フラ・フラダンス」はスパリゾートハワイアンズでダンサーとして働く、正に「フラガール」の後輩達のお話です。そんな一連の作品として観るのも一興。震災から立ち直っていく福島のお話としても良い作品でした。
この作品はフジテレビの「ずっとおうえん。プロジェクト」の一環だそうです。応援ついでに、ノイタミナ枠で1クールに拡大してやってくれないかな。もう少し各キャラを掘り下げるとか、後日談としてソロダンサーとなって姉のステージネームを襲名するとか、いろいろ広げられそうな気がします。このまま爆死だけは避けたい!
ただ、「爆死」もやむなしと思える部分もあります。
ソロダンサーだった姉を震災で亡くした妹が主人公なのですが、主人公の成長物語なのか、同期5人のダンサー達の友情物語なのか、どっちつかずな感が否めません。両方なら両方で良いのですが、山も谷もなくイマイチ盛り上がりに欠けるストーリーなのは、ある意味「現代風」なのかな。
途中、ダンスが上達せずに落ち込んだ主人公がローカルアイドルのコンサートで元気をもらってくるシーンもあるのですが、変にアイドルのステージに力が入ってて普段アニメを観ないようなフラダンス好きの人にも訴求するには無理がありそう。口コミで高齢者まで劇場に足を運ばせた「君の名は。」などと違って、興行収入が伸び悩むのも仕方ないですね。
最悪だったのが、ナントカ・F岡さんの棒演技。話題作りに俳優さんを起用するのはもう諦めました。中には違和感がないだけでなく、声優さんとは違った良さを発揮する俳優さんもいらっしゃいますし。でも、F岡さんはナイです。主人公が恋心を抱く先輩であり、亡くなった姉と親しかったため主人公を妹のように見守るという重要な役割。それにも関わらず、その深い心情を出せない棒読みで大事なシーンを台無しにしています。
それでもファンを劇場に呼び寄せてるならまだしも、「爆死!」ですからねぇ...。せめて声の演技ができる俳優さんをあててほしい。初の声優チャレンジということで仕方ないのかもしれませんが、主人公のお父さん役だった三木眞一郎さんとチェンジしてくれたら、もっと良い作品になったのではないかと。
パンフレットと鑑賞特典のクリアファイル。
反面、主人公の福原遥さん、同期の美山加恋さんはとても良い演技をされていましたし、マネージャー役の山田裕貴さんもまぁ違和感のない演技でした。なので、俳優は絶対ダメという訳じゃないんですけどね。
背景がダウンロードできます。
全体的には良いお話だったので、大ヒットとはいかないまでも多くの人に観てほしい作品です。フラに詳しい人、スパリゾートハワイアンズになじみのある人は、もっと楽しめると思います。
今なら「フラ・フラダンス」のコラボもやっているようなので、私もスパリゾートハワイアンズに行ってみたくなりました。そして、cocoネェさんのぬいぐるみを買いたい!
(byぶらっと)
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