川瀬巴水-版画で旅する日本の風景-後期
前期につづき、後期も行ってきました。今回は“旅先の風景編”です。前回同様スケッチと一緒に版画が飾られていました。彩色されたスケッチも多く、版画にするイメージが完成していたことが伺えます。
日本全国津々浦々、どれほど旅をしているんだろうと羨ましく思ってしまうほどです。(^^; 外国人観光客向けに日本をアピールする為の作品も多くありました。今なら写真ですよね。(^v^)
注文作品もありました。岩崎家所有の『元箱根見南山荘』(現在の山のホテル)です。色とりどりのツツジの先に富士の姿が美しかった。友達と泊まったことがありますが、ツツジの季節は予約取れないんですよね。(^^;
他にも戦時中の「献納画」もありました。丁度「日本画とはなんだったのか」で、戦時下での画家の活動について読んだばかりだったので、なんとも言い難い気持ちになりました。
前期・後期で沢山の作品を見ましたが、画集を見るとまだまだ見てない作品があります。いつかそれらの作品も見られたら嬉しいな。
(byふらっと)
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