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2021年8月14日 (土)

川瀬巴水-版画で旅する日本の風景-

大田区立郷土博物館で開催中の『川瀬巴水-版画で旅する日本の風景-』を見に行ってきました。直行・直帰のドライブ第2弾でもあります。(^^;
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今年は新版画の展覧会が多く企画されていました。3月には太田記念美術館で笠松紫浪を見ましたし、10月にはSOMPO美術館で川瀬巴水展もあります。
そしてここ大田区立郷土博物館でも川瀬巴水展が開催中なんですよ。それも前期・後期合わせて400点の展示&無料という驚きの内容。川瀬巴水好きは外せない展覧会です。ちなみに町田市立国際版画美術館でも『浮世絵風景画-広重・清親・巴水 三世代の眼-』という企画展が開催中です。そこここで川瀬巴水フィーバー!(笑)
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しかし、なぜ大田区がこれ程川瀬巴水の版画を持っているでだろう?と思ったら、巴水が大田区馬込に暮らし、多くの作品を製作した縁があったからのようです。寄贈か収集かは分かりませんが、故人の遺品や写生帖もあるので、かなり近しいという感じがします。
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普通(と言っていいのか?)の展示では、版画だけを鑑賞するので、こうしてスケッチと並べたり、同じ作品の完成/試し刷りや戦前作品/戦中作品の違いを並べて見ることが出来るのは、かなり貴重だと思います。戦中は刷りの回数が減ってるのが分かります。
また、巴水と言えば風景画ですが、人物や花鳥画もありました。オマケに肉筆画も!珍しくてびっくりです。
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前期は明日までで“東京の風景編”、後期は19日~9/20までで“旅先の風景編”です。後期も忘れず行きたいと思います。車は楽チン!音楽聴きながら外を眺めているうちに目的地なのでご機嫌さんです。(笑)

(byふらっと)

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