自動車税の納付期限の昨日、仕方なく納税しましたよ。もちろん、今年も買換促進の割増し税率です。
BS11でディスカバリー・チャンネルの「クラシックカー・ディーラーズ」を見ていても、「これはxx年以前の車だから、税金の優遇が受けられます」(うろ覚えですが)なんて発言があります。海外では古い車の優遇も多いようです。
技術継承とか、産業遺産の保存とか、高年式車はそれほど使われないとか、どんな理由か調べるまではしていませんが。

我が家の28年目の老朽車は、排ガスをばらまくような使い方はしていないと思います。整備は星野さんのところでしっかりやっていますし、年間の走行距離は通常で2千キロ前後。
コロナ禍でどこにも行けなかった昨年は、5月の任意保険更新時に年間走行距離を申告したら、500キロしか走っていませんでした。3月の緊急事態宣言の切れ目に箱根に行けてなかったら、年間300キロになるところでしたよ。
「もう車いらないじゃん!」という声も聞こえてきそうですが、私自身「無いよりはあった方が便利」程度で、どうしても必要とは思っていません。どちらかというと「初代レガシィの動態保存」「ワンオーナーの初代レガシィを持っている満足感」だけですね。
道楽と割り切らなきゃ、バカバカしくて維持していられません。
さて、そんな旧車に乗っているうちに、世の中はどんどん変化しています。ハイブリッドは当たり前、数年後には内燃機関の車は販売禁止にも!?
原子力発電を半分封じられている日本では、大部分の電力を火力発電で賄っているそうです。そんな日本の電気事情では「すべて電気自動車」という訳にもいかないでしょうし、ハイブリッドや燃料電池、水素エンジンなんかもメーカー各社が開発・改良に取り組んでいるようです。
再生可能エネルギーに置き換えが進む国では、電気自動車しか販売できなくなるなんて話も聞きます。そういう国からの輸入車は、電気自動車だけになるのでしょうね。
ところで我が家は都内のマンション暮らしです。戸建住宅と違って、駐車場で充電なんてできません。
フル充電が給油並みに5分程度で完了するくらいにならないと、電気自動車の運用は無理だと思います。
毎日の通勤などに使って職場の駐車場で充電できるとかじゃないと、マンション暮らしには使い勝手が悪いんじゃないか、そうなると輸入車自体が選択肢から外れるんじゃないかと心配です。
これから建てる新築マンションなんかだと充電設備のある駐車スペースも増えていくでしょうが、既存のマンションで充電設備を整えるのは難しそう。車を持たない世帯もあったりして、管理費で整備する合意は得にくいかと。いずれは対応せざるを得なくなりそうですし、そういうサービスの提供も始まっているようですけど。
脱炭素社会などと発電事情も住環境もそっちのけで理想が語られていますが、どうなるものやら生温かく見守っていきましょう。
(byぶらっと)
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