横浜市のコロナワクチン予約

お役所仕事というのは、どうしてこうなんでしょう？
お勉強ができる人たちがお勤めしているはずなのにねぇ．．．

今日から横浜市のコロナワクチンの予約開始でした。
両親が横浜市在住の80歳以上で対象者なのですが、当然ネット予約なんてできません。こちらに丸投げされたので、受付開始時間の9:00から電話とネットでチャレンジ！
電話は9:00ジャストにつながるようにダイヤルしても、既に「混み合っています」のアナウンス。ネットは最初の1回だけつながって、本人確認のためのメアド登録画面までは行きました。が、メアドを入れたところでサーバーエラー。
それ以降はネットも電話もまったく繋がらず。

複数のニュースサイト(「続きを読む」に一つだけ引用しました)によれば、本日の対象者は「80歳以上の34万人」とか「75歳以上の53万人」などと情報が錯綜しています。
いずれにしてもそれだけの人数(とその子供や孫たち)が電話とネットを駆使して一斉にアクセスすれば、こうなるのは必然。先月5日の八王子市の状況を見ていながら、同じやり方しかできない行政に呆れます。年齢を1歳刻みで受け付け開始日を分けるとか、横浜市全体でなく18区ごとに受け付けるとか、外出自粛しているはずなんだから接種日を決めて通知して都合悪い人だけ予約変更をするとか、何か考えられなかったんですかね？
お役所としては「公平性」こそが大事で、誰かに優先順が付いて順番に皆が幸せになるより、平等に皆が不幸になる方が「公平だ」と考えているんじゃないかと邪推します。どっちの方が沢山の人が迷惑を被るかとか、どっちがクレームが多いかじゃないんだろうなと。(ある意味、迷惑もクレームも公平だし。)

ニュースサイトによれば、「開始45分」とか「開始50分」で受付を中止と書かれていますが、うちの場合は10:12に父の分、10:16に母の分の本人確認メールを受信しました。まぁ、そのURLからアクセスしての本人確認には進めなかったのですが。
横浜市のサイトでも「12時を目途に情報を～」「15時を目途に新たな情報を～」と更新され、15時過ぎには「明日の9時に情報を～」と役に立たない更新がされました。ネットを見られない高齢者は、その間もずっと電話をかけ続けていたという話も耳にしました。

本人確認のメールの有効期限は24時間。予約再開は明後日以降になりそうということは、また始めからやり直しですか。（－－；）
両親も、1日でも早く接種を受けたいというわけじゃないんですよ。1日でも早く接種を受けて安心できる日がいつになるか、いつまで我慢するかの目標を立てたいだけで。

仕切り直しの際には、何十万という人が1日を無駄に過ごすことがないよう、対策をしっかりしてもらいたいものです。

(byぶらっと)

－－－（以下、Yahooニュースより引用）－－－

横浜市、ワクチン接種予約開始から45分で中止 一時的に200万件以上のアクセス　5/3(月) 15:58 配信

　横浜市で始まった新型コロナのワクチンの集団接種予約が開始からわずか45分で中止となった。

　横浜市では、きょうから高齢者のワクチン集団接種の予約受付をホームページと電話で開始した。しかし、開始と同時の午前9時からアクセスが集中し、ネットが繋がりにくくなり、午前9時45分に受付を中止した。

　横浜市によるときょうは80歳以上の34万人が対象だったが、200万件以上のアクセスがあったという。電話による受け付けも、ネットによる申し込みと同じシステムを使ってオペレーターが打ち込む仕組みだったため、同時に中止された。

　結局、きょう予約できたのは約2500人で、受付再開は早くても5日になる見通しだ。
（ANNニュース）