画遊人・若冲展
箱根旅行の目的の一つが岡田美術館です。2012年に喜多川歌麿の“深川の雪”が発見され、その展覧会が開催されたときは見に行きたくてしかたありませんでした。テレビの前で涙を飲んだよ。orz 「決して最後じゃない!次の機会に!」と思ったものです。
今思うとちょっと無理しても行けば良かったと思う反面、日本美術にまだ興味が薄かったから同じモノを見ても楽しめなかっただろうとも思います。
今回の企画展は好きな若冲だったし、丁度良かったかと思います。
若冲の“動植綵絵”を見たのが2016年。もう5年も前になるんですね。ここでは7点もの若冲絵を堪能できました。久しぶりに緻密で鮮やかな色彩の着色絵を見ました。圧倒的な迫力です。
かと思うと、“月に叭々鳥図”(写真上)のようなユーモアのある水墨画もありました。
画遊人を名乗るに相応しい遊び心一杯の絵も素敵でした。若冲他、同時代の円山応挙、池大雅、与謝蕪村なども見どころです。
企画展だけで1時間以上かかったのに、その他4フロアの展示室を全て見るのは無理ですよ。(^^; 「見きれなかった。orz」という思いはありますが、とにかく楽しかったのでまた改めて行きたいです。
ちなみに岡田美術館には開化亭という食事処と足湯カフェがあります。ランチは開化亭でと思ったら、外に続く待ち行列。Σ( ̄□ ̄lll) ちょっと甘く見てました。orz ランチは足湯カフェでパフェを食べて終わりです。お昼を挟んで利用する場合は、ランチの事も考えた方がいいようです。(^^;
庭園散策も魅力(現在は一部閉鎖中の為無料)ですが、美術館だけで5時間くらい掛けてたら時間がない。一応さらりと散策しましたが、のんびり歩くだけでも結構時間が必要なくらい広いです。(笑) ここの制覇も今後の課題です。
さて、次の企画展“東西の日本画”も気になる!(><) 上村松園は好きな画家です。速水御舟や川合玉堂もあるし...。さすがにちょっと無理かな。(^^;
(byふらっと)
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