トライアローグ展
2/28まで横浜美術館で開催されている『トライアローグ展』に行ってきました。今回は私一人です。(ivi)
トライアローグとは「3者による話し合い」を意味する言葉で、横浜美術館・愛知県美術館・富山県美術館がそれぞれの収蔵品を持ち寄った展覧会です。コロナ禍で海外から美術作品を呼ぶことが難しい昨今、こうした国内の美術館がテーマに沿って作品を集めるというのは、素晴らしい企画だと思いました。
そして苦手とする“20世紀近代絵画”の展覧会で、初心者の私にはありがたいと思い見に行くことにしました。(^v^)
展覧会の構成は3つの年代で切っていて分かりやすいです。
1900年代は表現主義・フォーヴィズム・キュビズム・ダダあたりで、ムンク、ピカソ、マティス、モディリアーニなど、印象派の続きと考えると知ってる名前も多く馴染みがあります。
それが1930年代になるとシュルレアリスム・抽象表現主義・アンフォルメルと、聞いたことがない言葉も出てきます。orz それでもたまに知ってる画家の名前を聞くと「まだイケル!」と変なガッツポーズが出たりします。(^^;
ですが1960年代以降になるとお手上げです。ネオダダ・ポップアート・コンセプチュアルアートなど、どうしていいか分かりません。アンディ・ウォーホルみたいなポップアートは、まぁ好きですけどね。(笑)
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「芸術とはなにか」「絵でなにが表現できるのか」という問いかけが常にあるのが近代絵画の特徴でしょうか?
第一次・第二次世界大戦による不安や故郷の喪失、写真の出現による絵画の意味など、時代背景と合わせて見るとどの作品も面白いと思います。そして芸術の中心がイタリアやフランドル→フランス→アメリカに移っていくのも、やはり面白いですね。
いくつか気に入った作品があったのですが、会期も終了間際で絵ハガキも売り切れが出ていました。そして相変わらず私の推しは絵ハガキになっていない&発色が悪くて買う気になれませんでした。
実物はもっと青のグラデーションだったのに、絵ハガキは緑色で「わざとか!わざとなのか!ヽ(`Д´)ノ」と怒りすら湧いてしまいました。
最後は館内のカフェで、展覧会限定メニューの“マグリットのヘーゼルナッツラテ”を。このカフェはオススメ!サンドイッチも美味しいよ!美術館に用がなくても行きたいと思いました。
(byふらっと)
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