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2021年1月17日 (日)

サビをなんとかしないと

レストアして乗っているユーラシアですが、40年の歳月を経て鉄部分はそれなりにサビています。
それもビンテージの味と思って気にせず乗っていましたが、ここ1年くらいで一部のサビが著しく進んだような気がします。
特にひどいのがフロントディレーラーです。これはさすがになんとかしないとヤバいことになりそうな予感。
Cimg7375
そこで、以下の商品を購入してみました。
Cimg7378
塗って10分くらい経ってから拭き取るサビ落とし、赤サビを黒サビに変えるサビ転換剤、黒サビ色になっちゃうと赤サビ色より不自然になりそうだったのでシルバーのサビ止め塗料の3つです。

いきなりユーラシアのパーツでやるのは怖いので、オポジットレバーのハンドルステムに付いていたベルの台座でテストです。
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まずはサビ落としから。
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サビ落としを塗ってしばらくすると、シュワシュワと泡立ってきます。あわよくばアルミ部分のサビ落としにも使えるかと思ったのですが、アルミが溶けそう。そちらは別途アルミ用を買わないとダメですね。
寒いので10分ほど反応を待って拭き取ります。表面に浮いたようなさびは1回で綺麗になりますが、奥まで厚くなってしまったサビは数回繰り返すとだいぶマシになります。
Cimg7384
あまりに分厚いサビは完全に落とすのは諦め、軽くヤスリで薄くした後でサビ転換剤を塗ります。30分おいて2度塗り、1時間で硬化します。
黒サビといっても、小物くらいなら色は気になりません。ベルのレストアなら、これで終了でも良いですね。
Cimg7389
シルバー塗料も試してみたかったのですが、サビ転換剤の完全硬化は8時間ということなのでまた後日にしましょう。

(byぶらっと)

 

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コメント

サビチェンジャー、錆転換材はいつも車に使用していますが、黒錆に転換できるのは、あくまで表面の錆で中に浸潤したのは転換できず、しばらくするとまた錆が浮いてきます。

いろいろやりましたが、腐食の進んだのは、サンドブラストしてから錆転換材しないとするまた元通りです。

送ってもらえれば、ブラストして送り返しますよ。

アルミやステンレス、メッキものはブラストしてから研磨剤でバフ掛けするときれいになります。

あと、ブラストしないで済ます方法として酸につけるというのがあります。必要なものはガラスの空き瓶2つとトイレ掃除用のサンポール。インスタントコーヒーの空き瓶なんかが重宝します。

これにサンポールを入れて、錆びた金属を入れて、しばらく(10分程度)おいたら、もう1つの瓶に酸を映して、大量の水で洗い流し、きれいにならなければ、数回繰り返します。

最後に中性洗剤でよく洗って、パーツクリーナーや灯油で洗い流したら完成。良くふき取ってからサビチェンジャーしてください。

投稿: がっちゃん | 2021年1月18日 (月) 00時04分

>がっちゃん
きっと良いアイデアをいただけると、コメントを楽しみにしていました。
確かにサビチェンジャーは取説にも表面のみと書かれていましたね。なので、ヤスリで削ってだいぶサビを薄くしたので大丈夫じゃないかと思っています。

今回使ったサビ落としはリン酸29%に界面活性剤なので、たぶんサンポールのきついヤツじゃないかと。ジェル状で流れにくいのも使いやすかったです。

が、広範囲をきれいにするならサンドブラストなんでしょうね。
ここ半年くらい、我が家ではBS11でやっている新・旧のクラシックカー・ディーラーズに夢中です。(メーリングリストでレスしたいのですが、流れる速度についていけてません。m(_ _)m)
エドが「ご家庭でも簡単に~」と言うと、「一般家庭にリストはないって!」「いや、がっちゃんのところにはあるよ」と突っ込みあい、アントが「こうすれば簡単にドライブシャフトを交換できます」と言えば「普通の人はしないって!「いやがっちゃんは...」と、こんな具合です。
一度リアルでレストアするところを見学したいくらいです。

パーツを外してマイクのようにサンドブラストさせてもらいに伺うか、地道にサビ落としとヤスリで頑張るか。
まぁレストアして高値で売ることが目的ではないので、できるところまで自力でチャレンジしてみます。

投稿: ぶらっと | 2021年1月19日 (火) 00時20分

一時期は酸でやっていたのですが、サンドブラストのほうが水で濡らさなくてよいので再度さびにくいです。酸でやったのを最後にパーツクリーナーするのは水分を除去したいからです。

まぁまずは自力でやってみたいとおもうので、やってみてください。錆びの取れなかった深いところから、ポツポツと錆が再発生します。何度も古いパーツを再生しているので確実です。

サンドブラストだけでも、細かい錆の粒が残っているのか再発します。結局サンドブラストしたのちにサビチェンジャーを薄く塗ってしばらく放置、表面が変色して乾燥直前に拭き取り(刷毛塗りムラになるので)その上から塗装するのが一番きれいに仕上がって、錆びてきません。

一番最近やったのはアッパーマウントでこれです。最初はまっ茶色でした。

https://mixi.jp/view_community.pl?id=3435131&_from=subscribed_bbs_feed

ホームセンターで売っているスプレー塗料で塗るときにはラッカー系は弱いので、アクリルシリコン系がいいですよ。Holtsとかの車用のニトロセルロース系のほうがさらに丈夫です。

投稿: がっちゃん | 2021年1月19日 (火) 09時56分

>がっちゃん
mixiのIDとパスワードが分からなくなって、リンク先を見るのに手間取りました。やっとメアドを特定してパスワード初期化できたので見られました。

まっ茶の画像がないので元が分かりませんが、完成したものは新品のようですね。
自分でやるときは再発しないように、なるべく下に錆が残らないように頑張ります。
塗料はHoltsの「色つきサビ止め塗料」なので大丈夫じゃないかな。

それにしても、mixiを遡って見ていくと、本当にクラシックカー・ディーラーズのようです。
これ、動画配信とかするとテレビ並みに視聴率が取れるかも? 既にやっている人もいそうですけど。

投稿: ぶらっと | 2021年1月21日 (木) 18時07分

錆取する前の画像を探したのですが、みあたりませんでした。
リアのは写真が残っていたので参考まで

https://mixi.jp/view_bbs.pl?comm_id=3435131&id=95785500#comment_id_1570950187

動画を取ると作業に時間がかかっちゃいますし、だいいち一人で作業しているので誰が録画するんでしょう。写真を撮るのもいちいち手を洗っていると作業になりません(笑)

投稿: がっちゃん | 2021年1月26日 (火) 13時42分

>がっちゃん
リアの写真、確かに凄かったですね。
あれがあそこまで綺麗になるとは!

そういえば、エドもアントも一人で作業しているようで、カメラマンは別にいますね。
据え置きじゃ手元のアップとか取れないし、残念ながら無理そうですね。

投稿: ぶらっと | 2021年1月27日 (水) 00時18分

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