読了【名画の中の植物】
本は買って来た時blogにしちゃうと「読んでもう一回blogにするってどうよ?」って思っちゃうんですよね。でも、最近ネタが拾えないので「まぁ~いっか!σ(^_^;)」ってことで感想です。
この時買った本【名画の中の植物】です。
いわゆる絵画はどこまで正確に花を描いているのでしょう?その花は実在したのでしょうか?
絵を見てもあまり考えたことがないと思いますが、それが結構面白かったりします。
人間の観察眼はいつから鋭くなったのか?最初に紀元前1350年頃の壁画が登場しました。色彩も鮮やかに残っていますが、動植物が多く描かれています。特に動物が生き生きしています。これが紀元前のモノってスゴイ・・・。この壁画で動物や昆虫、魚の種類も正確に特定できるほどです。まぁ、植物はそれに比べると残念ですが。(笑)
この本は紀元前から遡り、15点の絵画に描かれている植物について解説しています。著者が植物学者なので、植物に関しての説明はちょっと難しく感じました。三出複葉、輪生葉など、聞いたことないよ。(^^;
とは言え、植物の説明に偏らず画家や作品の解説、時代背景なども書かれているので雑学的にも満足いく内容です。
“花のブリューゲル”と呼ばれたヤン・ブリューゲル(父)の絵は、華麗で圧倒されますが、どの花も特定できるほど正確です。また、ジャーマンアイリスに見える花は、当時品種としてはまだないので「~イリス・パリダ、なかでもダルマッチア地方に産するイリリカ亜種に似ている~」など、生息地などにも言及します。
そういうことが分かるのも凄いけど、世界各地から珍しい花を集めていたオランダ・ベルギーの貿易もスゴイよね。
植物と絵画の関係や流行なども見えてきて、とても面白い本でした。興味があったら是非お薦めしたい本です。
(byふらっと)
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