「官能美術史」読了
この時に購入した本を読了しました。
てっきり“ふらっと”が読んだうえで薦めてくれたと思っていたら、「まだパラパラと拾い読みしただけ」だって。先に読んじゃったので、読後感など記しておきましょう。
まず、なんといっても通勤電車での読みにくさです!
大概は座れるのですが、立っている人に上から覗きこまれないよう、隣に座る人に見えないよう、こそこそと読んでましたよ。(^^;)
絵画に興味がある人なら「あぁ、美術書を読んでいるのね」と分かりそうなものですが、裸に次ぐ裸の絵は、知らない人が見たら「ヘンタイ!」って感じですよね。
これとか超有名な絵ですが、知らなければ絶対にヤバいヤツと思われますよ。
それはそれとして、神話に絡めたりしながら(官能に関わる)テーマごとに纏めてあるので、絵を知るにも神話の知識を深めるにも良くできた書籍です。一度で覚えきれるほど記憶力が良くないので、折に触れて何度も読み返しても良いと思います。
大きな収穫の一つが、アムステルダム国立美術館で観て“ふらっと”がとても気に入ったカルロ・クリヴェッリの「マグダラのマリア」が掲載されていたこと。
現地では絵葉書とか買えずにがっかりしていたので。
あと、この著者の方、ブグローがお好きなようですね。(2枚目に貼ったクピドの右側もブグローです。)
割と多めに掲載されていました。綺麗な絵なので、この本で知ることができて良かったです。
(byぶらっと)
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