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2020年9月24日 (木)

彼岸花と待宵草

お彼岸に合わせて白い彼岸花が開花しました。
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今年の開花はちょっと遅めでしょうか。

例年はお彼岸前に白が咲いて、お彼岸に赤が咲く感じですが、赤はまだ芽を出していません。
それにしても白は減りました。以前はクリーム色と白が数株ずつあったのに、今や白が2株・2本だけ。
ハイビスカスもゼラニウムもクリスマスローズも、やはり白は弱いのでしょうか。

白が弱いといえば、先日のキンシオで知った事実。
子どもの頃から月見草と思っていた黄色い花は月見草じゃない!
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そういわれてみると聞いたことがあったような気もしますが、月見草の花は白で、黄色いのは待宵草だそうです。
ややこしいのが、月見草も待宵草も江戸末期に南米から観賞用に入ってきたマツヨイグサ属の植物というのは一緒ということ。黄色い待宵草に押されて、白い月見草は数を減らしたそうです。

で、更に話をややこしいくしているのが、竹下夢二の「宵待草(よいまちぐさ)」。当初は植物の名前通り「待宵草(まつよいぐさ)」だったのに、後に語感で「宵待草」に変更したのだとか。しかも、夢二が詩にしたのは白い月見草だったかもって? もう訳が分からないよ。

ここまで書いて思ったのが、来年の今ごろ黄色い花を見て待宵草だか宵待草だか分からなくなるだろうなということ。
分からなくなったら、このblog記事を読み返すことにしましょう。

(byぶらっと)

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