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2020年9月 8日 (火)

一輪挿しの金継

口の部分が割れてしまった一輪挿しを金継で修復しました。
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スバリスト・ミーティングかアルシオーネ・フォーエバー・ミーティングに参加するのに一人で車山に行った際、帰りに立ち寄ったドライブインでお土産に買った一対の一輪挿しの片割れです。
さっそく花を生けてみたかったのですが、タイミング悪くバラが咲いていません。仕方がないので、ちょっとマヌケですが桔梗を。
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構造的に当たりやすく割れやすいのか、いつの間にやらが割れていました。
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断面の下処理をして麦漆で接着。欠片が紛失した部分は刻苧漆で補填。錆び漆で表面を整え、弁柄漆で下塗りして金蒔きといういつもの手順です。
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釉薬のかかっていない部分は、はみ出した漆が染み込んでしまわないように各工程でマスキングテープによる養生をします。
しかし、細い口の内側はマスキングしきれません。麦漆で接着した後の工程から、奥の方はマスキングを諦めました。
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どうせ見えないので、口の奥の方は金蒔きも省略。弁柄漆のまま仕上げました。
Cimg6415
器の色からして、金が似合います。こういうの「景色」って言うらしいですが、良い感じに箔が付いたのではないでしょうか。
あくまで自己満足ですけどね。

(byぶらっと)

 

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