ロンドン・ナショナル・ギャラリー展
コロナ騒動で開催が中止されていた『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』が開催日を見直して再開されました。入場は完全予約制です。いつもなら混雑して絵を見るのもままならないような状態ですが、今回は人が少なくてとても見やすかった。これについては大歓迎!嬉しい誤算というヤツでした。(^^;
久しぶりの電車!久しぶりの絵画展!最近コロナの感染者が増えているので心配ですがこれだけは許して!(><) そんな気分です。
今回の出展数は61とちょっと少なく感じるかも知れませんが、その全てが日本初公開!そして全てが有名画家の作品と言っていいと思います。
ルネサンス時代でクリヴェッリ、ギルランダイオ、ボッティチェリ、ティチィアーノ、ティントレット。
オランダ絵画でレンブラント、フランス・ハルス、ヤン・ステーン、フェルメール、ヴァン・ダイク。
風景画のカナレット、ニコラ・プッサン、クロード・ロラン、ターナー。
スペイン絵画でゴヤ、ベラスケス、スルバラン、ムリーリョ。
印象派・ポスト印象派からルノワール、モネ、ドガ、ゴーガン、セザンヌ、ゴッホ。
などなどなど・・・ほぼ1点ずつですが、こんな名前がずらりと並ぶ展覧会は凄いですよ。もう最初っから最後まで目玉作品で気を抜く余裕がありませんでした。
絵の感想はどれも凄すぎて書けませんが、それぞれの絵だけではなくロンドン・ナショナル・ギャラリーの成り立ちや集められた絵のエピソードなど、絵画鑑賞以外の所にも面白みが満載です。西洋絵画の技法や発展の流れを見ることも出来るのでお薦めです。出来れば行く前に予習をしておくと尚可!私は“ぶらぶら美術・博物館”の番組(前編・後編)を見てから行きました。
帰りに図録や絵ハガキを買おうかと思ったのですが、AERAの“ロンドン・ナショナル・ギャラリー展 完全ガイドブック”が良かったのでそれを買ってきました。読みながら本物を見た感動を思い出そうと思います。
(byふらっと)
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