ワンフェスレポート~“ぶらっと”の気になる造型~
ワンフェスの翌日に出勤したらすぐ祝日とは、気が利いています。ワンフェス翌日が祝日ならなお良かったのですが。
おかげで疲れも抜けてきましたし、今回のワンフェスで気になった造型作品をレポートしていきましょう。
※本日の写真は、すべてクリックで拡大します。
まずは「今回の一押し」から。
5-24-13コッペパンスタジオさんの「プラキシノスコープ」です。
くるくる回してデモンストレーションしていたので、動画を撮らせていただきました。
お話を伺うと「ジブリ美術館でプラキシノスコープを見て、立体でやってみたくなった」とのこと。3Dでアニメーションを造って、コマ割りの要領でキャラを切り出し3Dプリンターで出力したそうです。
なんという情熱と技術力の無駄遣い(褒め言葉です)でしょう。こんな作品が出てくるのがワンフェスの醍醐味ですよ。
もちろん購入させていただきました。結構見ている人はいたのに、お昼の時点で初購入者とのことでちょっと驚きました。こっちは完売じゃないかとドキドキしたのに、やっぱり皆さん萌えフィギュアの方が良いのでしょうかねぇ。(^^;)
キットは「走っている猫」と「招き猫」の2パターンがセットで、ベースやミラー、ベアリングの入った土台までセットになっています。半分組み立てられた状態で梱包されているので、無塗装で展示していた状態ならすぐに楽しめます。
私は色を塗りたいのでまだミラーを貼れずに、動かしてみるには至っていませんが。
今回の購入物はこれ1点です。積んであるキットも塗らねばなりませんが、この猫を可愛く塗って動かしたいです。
さて、その他の作品たちも見ていきましょう。
左は5-16-14YAMABIKO320さんのオリジナル「キャロットちゃん」、右は7-16-05部品取車庫さんの(こちらもたぶんオリジナル)「人魚ちゃん」です。
キャロットちゃんは原型展示の販売は無し、人魚ちゃんは完売していました。どちらも売っていたら買ってしまったかもしれません。特に部品取車庫さんは前回のワンフェスでもチェックしていて、どうやら好きな造型のようです。「どこがどう」とは自分でも分かりませんが、会場で目に留まるんですよね。
もう1点オリジナル、7-28-02花燈カラン:さんの「カカシ」は、イラストと一緒に展示されていました。
独特の雰囲気と麻袋(?)のテクスチャが良かったです。
ここからは版権物。
まずは8-20-05カントリーガールさんの「高木さん」は、季節にピッタリなバレンタインです。
高木さん人気はまだ健在ですね。
8-21-01卓球模型さん、サイコパスの「常守監視官」です。
なかなかフィギュアを見かけないキャラなので、立体で見られることが嬉しい作品です。
7-37-06TOMOPREPA & b-konnoさんは、シンカリオンから「清洲リュウジ」と「速杉ハヤト」と「清洲リュウジ」。キャラにちょっと偏りがあるのは、愛情の表れでしょうか。
初音ミクが出たりエヴァンゲリオンが出たりするのでテレビ放送は見ていましたが、どちらかと言えば子ども向け作品にワンフェスで会えたのは驚きでした。
次からは懐かしいキャラたち。
まずは5-03-08けだもの工房さん、「山ねずみロッキーチャック」。
「SHIROBAKO」の「アンデスチャッキー」で思い出されたかたも多いんじゃないかと思います。この単純なフォルムが可愛らしいです。
4-19-11ムテキボイラーさん、おジャ魔女どれみ16・17の「瀬川おんぷ」。
ちょっと大人っぽいと思ったら、16歳になったお話からのフィギュア化のようです。今年は20周年で劇場版の新作も公開されるようですし、タイムリーですね。
タイムリーといえば、7-17-08 ODEYAさんの「ねじ式」。
作者のつげ義春さんは、今月の2日にフランスのアングレーム国際漫画祭で特別栄誉賞を受賞されたばかり。このタイミングでフィギュアを造るとは凄いです。
“ぶらっと”注目のトリは、7-17-10TKのハコニワさんの「釣りキチ三平」。
元気さを表す大きな動きを支える、足指の力強さと指1本1本の表情に見とれました。
他にも素晴らしい作品は沢山ありましたが、キリがないのでこの辺にしておきます。
明日は“ふらっと”の気になる作品紹介ですよ、たぶん。
(byぶらっと)
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