金継チャレンジ(11)
銀継した器たちのリカバリーも満足いく仕上がりになり、金継同様に粉固めを行いました。
乾燥のため段ボールに入れて数日後、「ついに完成!」と取り出してみたら大ショック!
金継と同じ透漆でコーティングしたのですが、この透漆というのは乾燥すると茶色くなるんでした。第一工程の漆固めのときに「塗った直後よりずいぶん茶色くなるな」と思ったのを忘れていました。
金なら多少茶色くなっても大丈夫ですが、銀に茶色のコーティングが乗ると「まだらに薄汚れた金」になってしまいました。(><) 大失敗です。
慌ててネットで調べたら、銀の場合は「上ずり漆」というのを使うらしいです。
下地を黒漆にするだけじゃなく、コーティングも変えないといけなかったとは!!
ハンズで銀継の材料を買うときにアドバイスを求めたのですが、詳しい人が不在とのことで話を聞けなかったのが悔やまれます。
すべてを剥がして下地塗りからやり直さないといけません。銀継した所は多いので大変です。
始めはヤスリでやってみましたが、とても終わる気がしない。そこで思い出したのが「金継したところにメラミンスポンジは使用不可」ということ。つまり、メラミンスポンジでこすれば落ちるって事じゃない?
ガシガシこすったら、コーティングした漆はほぼ落ちました。下地が出たり銀が残ったりしてますが、この上から厚塗り覚悟で再び銀を蒔いてしまいましょう。
(byぶらっと)
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コメント
ううう やっぱり難しそう
昨日都内に行ってついでにハンズによって
つい買いそうになりましたが
大雑把な私には無理そうです
投稿: ねこ | 2019年11月11日 (月) 13時33分
>ねこさん
私は模型で盛ったり削ったりに慣れているので思ったほど難しく感じませんでした。
しかし、(後日blog記事にしますが)金継したところが早くも欠けました。(><)
まぁ、失敗してもやり直しがきくので、それも楽しんじゃおうと思います。
ねこさんもチャレンジしてみて...と気楽に勧めるには、一式揃えるのはそこそこ高いんですよね。(^^;)
投稿: ぶらっと | 2019年11月12日 (火) 01時15分