金継チャレンジ(10)
前回失敗した蒔きのリカバリーがどうなったかというと...
金の方は上手くリカバリーできたので、最後の仕上げの金粉固め/磨きまで行いました。
弁柄漆に金粉が乗った状態で硬化しているので、その上から透漆でコーティング。透漆の層を最小限の厚みにするため、なるべく薄く塗った後で余分な漆はティッシュに染み込ませて取り除きます。
数日して硬化したら、瑪瑙(めのう)で磨いて完成です。
説明書によると「磨けば光る」とのことでしたが、光り加減はイマイチ。金粉の乗りが薄かったのか、金丸粉(べらぼうに高い!)に比べてお安い金泥粉(それでも高い)ではこのくらいが限度なのか。リカバリーした端っこの部分は少し光っているので、次に繕う時は全体を2度蒔きしてみますか。
銀の方は、2回のリカバリーを経ても、まだ黒漆が見えちゃっている部分が残っています。
今度こそ最後のつもりで、3度目のリカバリ中。
そろそろ線が乱れてきて格好悪くなってきたので、線を整えながら大きくリカバリーしています。
これ、初めから一発で決めようと思ったら、蒔きの時の漆は相当しっかり塗らないとダメですね。
次からは慎重かつ大胆にやるようにしないと。φ(..)メモメモ
(byぶらっと)
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