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2019年9月 4日 (水)

金継チャレンジ(5)

割れの接着箇所が完全に乾燥・硬化したので、はみ出した麦漆を整えます。
場所によってデザインナイフ、丸刃のメス、平刀を使い分けて接着時に押し出された麦漆を削ります。
Cimg3267_20190904215901
表面だけ削ろうとしても、割れ目に入り込んだ分の一部もポロリと取れてしまいます。が、この後の錆漆の工程で段差をなくしてツルツルに仕上げるので、ここでは凸状になってなければOK。小さな凹みや傷は気にしません。
Cimg3272_20190904215901 

初めてだったこともあり、接着面にごくわずかな段差ができてしまいました。
Cimg3270
ノギスで量ると0.1mmあるかないか。一般的なシャープペンの芯(0.5mm)の1/5と数字で見ると小さいですが、紙一枚分の段差は数値以上に目立ちます。
Cimg3332  
とはいえ今さらどうしようもないので、錆漆の段階でなんとか誤魔化すように頑張りましょう。

次は、前回盛った刻苧漆が固まるのを待って、形を整える作業です。

(byぶらっと)

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