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2019年8月22日 (木)

みんなのミュシャ展

渋谷のBnkamuraザ・ミュージアムで開催中の『みんなのミュシャ展』に行ってきました。
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ミュシャ展は何度も行っているし図録や画集も持ってるので、今回はパスのつもりでした。しかし、『ぶらぶら美術・博物館』を見たら面白そうで、慌ててチケットを購入して見てきました。
会場入り口のパネルがいい!
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ポスターなどはホント今さらなものばかりですが、やっぱり美しくて見ていると楽しいですね。(w^o^w) 
目玉はまず1つがミュシャが子供の頃に描いた絵やモチーフにした花瓶、蒐集した骨董品です。彼のデザインの原点的なものが垣間見られます。
会場の一部は写真撮影可能です。
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挿絵画家だった頃の作品や習作も見どころの一つです。そしてポスターの美しさを堪能したら目玉ポイントの2つ目、ミュシャの影響を受けたアーティストの作品です。
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1970年代のアメリカでサイケデリックな音楽のレコードジャケットにミュシャ様式が多く使われていました。中にはもろパクリも。(笑) ヒッピーやサイケの精神がミュシャに通じるところがあるというのが、なんとも不思議ですね。
目玉ポイント3つ目は日本への影響です。ミュシャは明治期にほぼリアルタイムで日本に入ってきていて、与謝野晶子の“みだれ髪”、雑誌“明星”の表紙などに現れていました。
今回はミュシャ本(雑誌)とコラボのぺこちゃんサブレを買いました。
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そして少女漫画やゲーム世界にも影響を与えています。水野英子、山岸涼子、天野喜孝、出渕裕などの原画からもミュシャ様式は見て取れました。私としてCLAMP辺りも展示して欲しかったけど。(笑)
ぺこちゃん缶の中はこんな感じです。
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今までとちょっと違うミュシャ展はかなり楽しめるものでした。

(byふらっと)



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