ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道 展
友人と私のすれ違い会話。
友「新国立美術館のクリムト展に行こうよ」
私「クリムト展ね。前売り買っとくわ」
それから数日後。
私「東京都美術館のクリムト展に行こう。」
友「えっ?新国立美術館でしょ。」
私「いや、そこでやってるのはウィーン・モダン展だよ」
友「え?」
私「え?」
・・・ということで、勘違いから両方行くことになりました。(笑)
よくあることですよ、ええ、私たちにはよくあることなんです。(^^;
さて、現在新国立美術館で『ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道展』が開催中です。
てっきり絵画展かと思っていましたが、そうではなくて19世紀から20世紀にかけてウィーンで流行った美術・工芸全般を紹介している展覧会でした。なので絵でも誰かの作品と言うより描かれている内容が、その時代の生活様式やファッションといった感じです。
作品から時代を読むみたいな。見終わると「あぁ~歴史の勉強したなぁ」って気になります。(笑)
19世紀頃は各地で新しい芸術活動が盛んになってオーストリアは分離派、フランスは印象派、イギリスはラファエルロ前派と、それぞれに発展していくのでなかなか覚えられません。まぁ~好き嫌いもあるんだけど。(^^;
そんなこんなで食わず嫌いなところを、時代の流れと一緒に見ることが出来たのでよかったと思います。絵画だけでなく、食器やドレスも結構展示してあって楽しかったです。
記念に絵ハガキを2枚購入。左がクリムトの“愛”。両脇の金にバラの絵に日本美術の影響が出ています。右はハンス・マカルトの“メッサリナの役に扮する女優”です。この方はアカデミック芸術に属する方です。この2作品が特に印象的でした。
(byふらっと)
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