明治村① 印象に残った建物
名古屋旅行の一番の目的が明治村。「古い建物を移築・保存している」と聞いていたので「江戸東京たてもの園のちょっと大きいの」くらいを想像していましたが、規模が違いました。敷地面積、建物の数や大きさ、ガイドツアーの実施など、何をとっても段違いです。
あまりに敷地が広いので巡回バスが走っているし、SLや市電も定期運行されていて体験乗車ができます。当日は平日のためとても空いていて、丸一日を満喫して過ごせました。春休み時期だったのも良かったようです。他の時期だと遠足にかち合って数十人の子供に囲まれることもあるそうなので。
※本日の写真はすべてクリックで拡大します。
長くなるので3部作でblogにしたいと思います。
まず初回は、印象に残った建物のご紹介。
【帝国ホテル正面玄関】
フランク・ロイド・ライトの日本における代表作。1970年の大阪万博に合わせて立て替えられる際に解体され、かろうじて正面玄関部分だけが明治村に移築されて残っています。
複雑な階層構造を介して玄関ホールから中2階、喫茶ルームや他のスペースに区切りなく繋がる空間はフランク・ロイド・ライトの特徴そのもの。中に入って歩いて行くと、不思議な繋がりと隅っこのちょっと隠れたスペースが心地よいです。
横浜のホテルニューグランドのように旧館を残したまま新館を建てたり、KITTE丸の内のように元の建物を保存しつつ上層にタワーを立てたりできなかったのかと思いますが、高度成長期のスクラップ&ビルドな時代はそういう発想にならなかったのでしょうね。技術的にも難しかったでしょうし。
東武ワールドスクエアには全景のミニチュアがあるそうなので、そのうち行ってみたいです。
こちらの喫茶室ではチーズケーキなどがいただけます。...と言っても、帝国ホテルのチーズケーキではありませんが。
ちょっと残念なのが普通の食器なこと。せっかくだからフランク・ロイド・ライトが帝国ホテルのためにデザインした食器(復刻版がミュージアムショップで売っています)を使ってくれれば気分が高まるのにねぇ。
【金沢監獄】
八角形の中央看守所と、そこから放射状に伸びる監房が機能的で美しい。模型では5方向に伸びている監房も、現存するのは1方向のみ。
他は写真でそれっぽく見せています。
檻房に入ってみることもできて、囚人気分も味わえます。
さすが、「見て、触れて、味わう博物館」という宣伝は伊達じゃありません。
【聖ザビエル天主堂】
オリジナルの薔薇窓と十字架は取り外して室内で展示しているので近くで見ることができます。
薔薇窓の後ろから照明が当てられていて、とても綺麗です。
ここで結婚式もできるらしいです。
時間的に日の向きが良かったのか、ステンドグラスが美しいです。
【森鴎外・夏目漱石住宅】
同居していたわけでなく、時代を置いて両文豪が賃貸で住んだ家だそうです。それにしても広すぎませんか? ちょっと文豪のイメージと違います。
夏目漱石と言えばネコ。部屋の要所にはネコの通り道が開けてあります。
ウソです。ホウキでチリを掃き出すためのものだそうですが、ネコを連想させるのは「吾輩は猫である」所以でしょうね。
【聖ヨハネ教会堂】
礼拝堂が2階にある変わった造りになっています。
木造とのため、石造りとちがってどの柱がどの梁を支えているかという構造が分かりやすくて面白かったです。
【西郷従道邸】
もうこの辺まで来る頃にはガイドツアーが終わっていて、2階に上がれなかったのが残念。
他にも特徴的な建物や重文指定された建物など沢山あって紹介しきれません。それ以前に回りきれていません。(><)また行けると良いなぁ。
さて、次回はガイドツアーで内部を見学できた建物を纏めたいと思います。
(byぶらっと)
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