【オランダ】自転車無双
サイクリスト憧れの地オランダ。どこまでも続く平地と整備された自転車専用レーン。
その昔、中国の自転車通勤シーンがスゴイ!という映像もありましたが、オランダは今でもスゴイです。(あまりのスゴさに被写体ブレしちゃってます。)
※本日の写真は全てクリックで拡大します。
日本では歩道で歩行者を威嚇するような無法自転車が跋扈していますが、オランダでは法で自転車が最優先となっているそうです。
なんと、自転車レーンを横断する歩行者は、自転車の走行を妨げてはいけないことになっています。万が一轢かれた場合も、自転車を妨害した歩行者が悪いとか!?Σ( ̄ロ ̄lll)
歩道と車道の間にある自転車レーンはバイクも利用します。
信号のない横断歩道では、バイクは自動車同様に歩行者に道を譲らなければなりません。しかし、自転車は歩行者より優先。
バイクに道を譲られた歩行者を待たせておいて颯爽と自転車が駆け抜けます。でも、同じレーンを走るバイクは歩行者がいる限り動けません。ものすごい優遇のされ方は、正に「自転車無双」です。
アムステルダム国立美術館は、建物の中央を自転車で通り抜けられるようになっています。
ここを塞いで展示室にする改装工事が進んでいたらしいですが、自転車乗りからの反対でほぼ終わっていた工事を元に戻したとか!?
いたるところに駐輪スペースがあるし、国内の高低差が300mちょっとしかない(-6.7m~322.5m)ので、どこにでも自転車で行きやすい。自転車乗りから見たら天国のようです。が、レンタサイクルがあるからといって、ここでは怖くて乗れないですけどね。
そんなオランダでは、自転車も個性的です。
日本でもこんな自転車に乗りたい!と思ったのがこちら。
超ロングホイールベースでスマート。バリエーションも色々あります。
荷物がいっぱい積めて便利そうなだけでなく、デザインがオシャレ。
積載重視なら、三輪タイプもあります。
日本に持ってきてそのまま「普通自転車」として乗れるかというと、幅や長さの制限で歩道走行の例外を認められない「軽車両」になっちゃう可能性もあり、そうなると都心の狭くて交通量のある道は怖いですけどね。
日本じゃ子供を乗せる自転車はオシャレといってもせいぜいこの程度ですが、オランダじゃこれですよ!
格好良くないですか?
寒いときに付けるカバーもあるみたいです。
三輪タイプに子供を乗せて走行している姿がこちら。
乗ってる子供は部屋にいるようにくつろいでいました。(事故ったら危ないというのは置いといて。)
こちらはサイクルトレーラー。
「Doggy Tourer」って書いてあるから、犬用かな? サイクルトレーラーはamazonさんでも取り扱いがあるようです。
あと、日本の一部サイクリストがやりたがる「ブレーキワイヤーのない自転車」も普通の存在のようです。
後はコースターブレーキ、前はナシ!
スッキリはしていますが、前輪で制動が掛けられない自転車なんて、私は怖くて乗れません。
まぁ、オシャレ自転車もブレーキ無し自転車も「自転車が最優先」なオランダでこそ乗れる自転車でしょうか。
郊外で見かけたオブジェ的な自転車たちの写真も貼っておきます。
タンデム車とか、植栽と一体化したステキ自転車。
裏路地で土に還りつつありながら、お花のプランターとして活躍中?
こちらは現役ですが、風景として決まっていたので。
最後は風車の街の自転車置き場。
なんと大胆な!
ところで、オランダにもいましたよ、スマホ見ながら自転車に乗る人。
これ、自転車無双のオランダでは合法なのかな?
(byぶらっと)
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