謎のピンクの花
「雑草という草はない」というのは、偉い植物学者さんのお言葉。(どなたの言葉かというのは諸説あるようです。)
そうは言っても、せっかく整えた植栽の中に植えてもいない草が勝手に生えてきた上、元の植物を追いやって繁茂するのは困りもの。そんな草は、我が家では“雑草”として駆除対象にしています。街路樹から種が落ちてきたケヤキとか、鳥が運んできた種から発芽したものも同じ扱いです。
隣家では放置した芽が結構な樹木に育ってて、「どうするんだろう?」と心配しながら眺めています。
一つだけ例外として、南天は縁起が良いので植栽に取り込みました。
※本日の写真は全てクリックで拡大します。上の写真は2017年11月、下の写真は同年5月の花の時期です。
blogを始めた頃に「うちの庭にも南天が生えると良いなぁ」などと書いていましたが、実は何年も前に叶っていました。ただ、けっこう成長が早いので剪定が大変ですけどね。
そんな中、2017年11月に突然生えてきた花も例外として育てています。たまたまプランターの中に収まっていたのと、気がついた時点で綺麗な花を咲かせていたので。
あまり開花時期を意識したことはないのですが、秋口から冬の間に咲いているようです。
昨年11月末に撮った写真がこちら。1年でずいぶん育ちました。日が暮れると、こんな風にクルクルっと花が閉じます。
で、年明け快晴の日に撮った写真がこちら。閉じていた花に日が当たると、みごとに開きます。冬の間中、寂しい庭に彩りを添えてくれるのもありがたい存在です。
プランターで育てている限り、むやみに種をばらまいて増殖することもないお行儀の良さ。
花の色や形、種子を付けないところなどはイモカタバミっぽいのですが、葉の形や開花時期が明らかに異なります。種もないのにどうやって我が家の庭にやってきたのかも不明。
ググってみると、秋冬咲き種のオキザリスっていうのがそれっぽい。葉っぱの形も一致するし。いずれにしてもカタバミの仲間のよう。上の階の住人が球根を落っことしたりしたのかな?
この中では「グラブラ」っていう品種が一番近い。うろ覚えだと「グラブロ」って言っちゃいそう。\(^o^)/
勝手に生えてきたので、勝手に枯れるまでは「謎の花」として愛でたいと思います。
(byぶらっと)
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