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2018年11月 8日 (木)

オランダ:ファン・ゴッホ ミュージアム

アムステルダムに到着して最初の観光が“ファン・ゴッホ ミュージアム”でした。前日に“クレラー・ミューラー美術館”でたっぷり観ていますが、ゲップなんか出ませんよぉ~。もうワクワク・ウキウキですよ。ψ(`∇´)ψ
写真は全て拡大します。
Van_gogh_1 館内での写真撮影は禁止なので、外観のみです。(^^;
1F→2Fへと順に初期作品から晩年の作品へと展示されています。オランダ時代、パリ時代、アルル時代、最後のサン・レミの病院時代と作品を観ていくのは、とても見やすく画家の変遷が分かりやすかったです。 最初期の作品は暗い色調で筆跡も少ないです。中でも有名なのが『馬鈴薯を食べる人たち』です。“クレラー・ミューラー美術館”で同名の習作を観ました。
こちらはクレラー・ミューラー美術館所蔵の『馬鈴薯を食べる人たち』です。
Van_gogh_7 「この絵が綺麗だとか立派だとか感じるなんて全くないと思う」と本人が手紙で弟テオに送っている通りの印象です。しかし、そこには飾らず日々を生きている農家が描かれていると感じられました。好みじゃないんだけど、素晴らしいと思える絵でした。(^-^)

珍しい作品もありました。写真はお土産に買ってきた絵葉書です。 Van_gogh_4 左はドラクロワの『ピエタ』を模写した作品です。ファン・ゴッホで宗教画は珍しいですね。右はタバコを吸う骸骨。面白くて気に入りました。 Van_gogh_5 浮世絵を模写したものもあります。左が『亀戸梅屋敷』、右が『大はしあたけの夕立』。油絵であの雨の表現をうまく描いているなぁ~と。 Van_gogh_6 他にも『糸杉と二人の女性』や『アイリスのある静物』。
こうして買ってきた絵葉書を見ると、ほぼ亡くなる年か前年でした。どうやらその辺りが私は好きらしい。f(^^; ファン・ゴッホの絵は面白いですね。彼が何を思いながら描いたのかもっと知りたくなりました。そんな気持ちにさせるんだから、さすがファン・ゴッホ美術館ですね。

(byふらっと)

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