« 名古屋から帰ってきました | トップページ | ANKER PowerCore 10000 »

2018年10月29日 (月)

ポケトーク

今回の旅行でドイツ人との会話に威力を発揮するはずだったポケトーク。どのくらい使えるのか、どんなシーンでの使用に向いているのか、感じたことを書き留めておきましょう。Cimg9595■日常会話のペースにはついていけない
 どうしても間違いなく聞いておきたい場面だけ相手に使ってもらったり、簡単な表現なのに英語が出てこない時には助かる。が、逐一使っていては会話にならない。
■移動中など翻訳が遅いときがある
 電車での移動中には落ち着いて使えると思いきや、アクセスポイントが切り替わるのか、一言の翻訳に数十秒~1分程度かかることも。歩く程度の移動速度なら問題なし。
■騒音の中では音声認識されないことがある
 声が小さいのもあるかもしれないが、騒音の中では音声をまったく認識してくれない事もある。
■短い文章だと誤認識される
 前後の文脈で同音異義語を判定してくれるが、短い文章ではその限りではない。「この国には地震がありますか?」のつもりが「この国には自信がありますか?」となってしまったり。 
 同じように短い文章でも「ドイツには地震が多いですか?」と言い直したら、正しく「地震」と認識されたので、文脈を取り違えにくい話し方も重要。これを相手にも要求するのは難しい。
■直接ドイツ語に変換するリスク
 話した言葉が日本語で表示されてから翻訳されるが、日本語表示を見てから相手に向けても翻訳後の音声が間に合わない。で、話してすぐに相手に向けると、前述の「地震/自信」の例もあり、直接ドイツ語にしちゃうと後から翻訳後の言語が表示されていても合っているのか分からない。(履歴から表示し直せば両方の言語が表示されるが、通常の翻訳後の表示は相手言語のみ)Cimg9597 結局、ほとんど日本語<=>英語で使うことに。
■結論として、翻訳機として使えるか?
 テレビで見るような「お土産屋さんの遣り取り」なら使えるけど、その程度のトラベル英会話ならこんな高い機械はいらない。観光で訪れるような国なら、片言英語と身振り手振りで乗り切れるから。
 個人的な日常会話をするには、圧倒的に力不足。1人1台ずつ持つくらいになればなんとかなるか? それならスマホなんだろうな。
 まったく現地語しか通じないような所に個人旅行するようなら、とても有用だとは思った。
■英会話教材になら使えそう
 結局、英会話というのは定型表現をどれだけ身につけているかなんだと実感した。ただ、 トラベル会話の基本パターンは英会話の本などで身につくが、いざ自分の言葉を英語にしようと思ってもパターンに当てはまらない。
 日常から自分の言葉を英語に置き換えて練習するには、翻訳サイトを使うよりお手軽なのでちょっと欲しい。しかし、2年間使えるSIM付きで3万という金額は、そのために出せる金額ではない(と自分のお財布が言っている)。
 今なら型落ちのSIMなしがamazonで\19.980なので、自宅wifiで使うと割り切るならギリギリ出せる金額...かなぁ?\(^o^)/ 英会話学習への動機付けとして投資するか、落ち着いて考えてみよう。

(byぶらっと)

|

« 名古屋から帰ってきました | トップページ | ANKER PowerCore 10000 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ポケトーク:

« 名古屋から帰ってきました | トップページ | ANKER PowerCore 10000 »